今回の北海道旅行で、びっくりしたのは、とにかくどこもかしこも中国人観光客だらけだということです。
一括して中国人というのは、間違いで、中には台湾からの人もいたのですが、どちらも中国語を話すので見分けはつきません。
北海道に着いた最初の観光地の羊が丘展望台で、初めて中国人観光客を見かけました。
場所が広いのと、その日は日曜日でもあり、日本人もたくさんいたので、その時はそれほど気になりませんでした。
その日の夜、ホテルの近くにあるお蕎麦屋さんに入りました。
あまり食欲がなかったので、するするとお腹に入る麺類が良いと思いました。
お店の中は、私たちと、もう一組日本人のカップルがいたのですが、その他の人たちは、みな中国語を話す人たちでした。
次から次から食事を注文していて、あちらの人たちの食欲にびっくりしました。
初日は、その程度の認識でした。
翌日、富良野から美瑛に行ったのですが、富良野でずいぶんたくさんの中国人観光客に会いました。
そこで、日本人のツアー客と中国人観光客との見分け方を私たちなりに知りました。
平日なので、日本人のツアー客は、中年以上の人たちがほとんですが、中国人観光客は、若い人が多く、中には子供もいます。
そういう集団はほとんど中国語を話していました。
富良野で、ある若い女性がカメラのキャップを落としました。
落としたことに全く気づいていないようでした。
それを見て、主人がキャップを拾い、その女性の肩をトントンと軽く叩いてキャップを落としたことを教え、渡しました。
すると、その女性は、黙ってキャップを受け取り、何事もなかったかのように背を向けました。
日本人だったら、あり得ないなぁと思いました。
言葉は通じなくても、何らかの「ありがとう」というリアクションをしたのではないかと思いました。
少なくとも、私なら、そうすると思いました。
お国柄なのか、それともその人の性格なのか。
美瑛に行った時は、すごかったなぁ。
さすがに、セブンスターの木やケンとメリーの木などに集団はいませんでしたが、色彩の丘は、ホントすごかった!
周辺にいる人は、中国語を話す人ばかり。
日本語が聞きたいと思ったくらいでした。
カートに乗り場で行列を作って順番を待っているのは、中国人観光客です。
カートに乗っている人たちは、みな中国人と言っても過言ではない。
私たちは、カートに乗る人の人数と金額をざっと計算して、
「一気に数万円の収入になるね」
と話しました。
ここで立っている人たちもほとんどが中国人観光客です。
トイレの中には、こんな貼紙がありました。
この貼紙から、相当な数の中国人観光客が訪れるのがわかります。
他の場所で、特にトイレの使い方が書かれていないトイレに入ったとき、横に置かれている汚物入れに、使用済みのトイレットペーパーがたくさん捨てられているのを見ました。
トルコもそうでしたが、中国もペーパーをトイレに流す習慣はないのかなと思いました。
私たちが泊まったホテルでの二日目は、中国人観光客の集団がいました。
でも、お風呂はガラガラでした。
温泉付のホテルでしたが、向こうの人は、お風呂を集団で入るという風習はないのかもしれないと思いました。
ただし、翌日の朝食バイキングは、大行列でした。
私たちは早めに食事を済ませてしまったので、行列に巻き込まれることはありませんでしたが、その行列にびっくりでした。
積丹半島の島武意海岸でも、トンネルに入ると、向こう側から聞こえてくるのは中国語ばかり。
ここは、日本なのに、こんな閉塞された空間ですれ違うのは、正直、ちょっと怖いと思いました。
小樽で、海鮮丼を食べましたが、そのときお店にいたのも、私たち夫婦以外は、全部中国語を話していました。
お店の人との会話で、その人たちは、中国人ではなく、台湾人だというのを知りました。
一概には言えませんが、台湾の人の方が、少し質素かな?と思いました。
登別温泉で足湯の時の事です。
私たちは、最初は足湯をするつもりはありませんでした。
どんな場所なのか、見たらその場を離れるつもりでした。
ところが、私たちが足湯の場所に行くと、一人の女性が声をかけてきました。
「ここに、敷物がありますよ。自由に使ってよいみたいですよ。」
と言って、その敷物を持ってきてくれました。
私たちは、せっかくその女性が敷物を持ってきてくれたので、足湯をすることにしました。
するとその女性は、
「私、今まで足湯をしていたんですけど、もう一度しようかしら」
と言って、ズボンのすそを上げて座りました。
「さっきまで、中国人ばかり、私以外に日本語を話す人がいなくて、何となく不安になって帰ろうと思っていたところなんです。でも、もう一度ゆっくり足湯をします。」
と言って、私たちと並んで足湯をしていました。
わかる気がしました。
私たちも、海外の旅先で、日本人に会ったような、うれしさを感じました。
最後に訪れたアイヌ民族館では、日本語の説明の後、通訳さんが、中国語で説明するというサービス(?)までありました。
私たちは、
「北海道は、そのうち中国にのっとられるんじゃない?」
と言って、笑いました。
帰宅後、会社に行って、それは北海道だけではないのを知りました。
社長が、同窓会のために故郷のホテルに宿泊したところ、ホテル内は中国人だらけだったとか。
社長の故郷は中部地方ですが、先日のニュースでも、中国人の爆買いのため、飛行機の荷物が大変で、注意書きを出すことになったというのを見ました。
中国人観光者が多いのは、北海道だけではなく、日本全国に及んでいるのだろうと思いました。
バブルの頃の日本同様、現在中国の人たちが、たくさん日本にお金を落としてくれているんだなと思いました。
中国の勢いを感じた旅でもありました。
一括して中国人というのは、間違いで、中には台湾からの人もいたのですが、どちらも中国語を話すので見分けはつきません。
北海道に着いた最初の観光地の羊が丘展望台で、初めて中国人観光客を見かけました。
場所が広いのと、その日は日曜日でもあり、日本人もたくさんいたので、その時はそれほど気になりませんでした。
その日の夜、ホテルの近くにあるお蕎麦屋さんに入りました。
あまり食欲がなかったので、するするとお腹に入る麺類が良いと思いました。
お店の中は、私たちと、もう一組日本人のカップルがいたのですが、その他の人たちは、みな中国語を話す人たちでした。
次から次から食事を注文していて、あちらの人たちの食欲にびっくりしました。
初日は、その程度の認識でした。
翌日、富良野から美瑛に行ったのですが、富良野でずいぶんたくさんの中国人観光客に会いました。
そこで、日本人のツアー客と中国人観光客との見分け方を私たちなりに知りました。
平日なので、日本人のツアー客は、中年以上の人たちがほとんですが、中国人観光客は、若い人が多く、中には子供もいます。
そういう集団はほとんど中国語を話していました。
富良野で、ある若い女性がカメラのキャップを落としました。
落としたことに全く気づいていないようでした。
それを見て、主人がキャップを拾い、その女性の肩をトントンと軽く叩いてキャップを落としたことを教え、渡しました。
すると、その女性は、黙ってキャップを受け取り、何事もなかったかのように背を向けました。
日本人だったら、あり得ないなぁと思いました。
言葉は通じなくても、何らかの「ありがとう」というリアクションをしたのではないかと思いました。
少なくとも、私なら、そうすると思いました。
お国柄なのか、それともその人の性格なのか。
美瑛に行った時は、すごかったなぁ。
さすがに、セブンスターの木やケンとメリーの木などに集団はいませんでしたが、色彩の丘は、ホントすごかった!
周辺にいる人は、中国語を話す人ばかり。
日本語が聞きたいと思ったくらいでした。
カートに乗り場で行列を作って順番を待っているのは、中国人観光客です。
カートに乗っている人たちは、みな中国人と言っても過言ではない。
私たちは、カートに乗る人の人数と金額をざっと計算して、
「一気に数万円の収入になるね」
と話しました。
ここで立っている人たちもほとんどが中国人観光客です。
トイレの中には、こんな貼紙がありました。
この貼紙から、相当な数の中国人観光客が訪れるのがわかります。
他の場所で、特にトイレの使い方が書かれていないトイレに入ったとき、横に置かれている汚物入れに、使用済みのトイレットペーパーがたくさん捨てられているのを見ました。
トルコもそうでしたが、中国もペーパーをトイレに流す習慣はないのかなと思いました。
私たちが泊まったホテルでの二日目は、中国人観光客の集団がいました。
でも、お風呂はガラガラでした。
温泉付のホテルでしたが、向こうの人は、お風呂を集団で入るという風習はないのかもしれないと思いました。
ただし、翌日の朝食バイキングは、大行列でした。
私たちは早めに食事を済ませてしまったので、行列に巻き込まれることはありませんでしたが、その行列にびっくりでした。
積丹半島の島武意海岸でも、トンネルに入ると、向こう側から聞こえてくるのは中国語ばかり。
ここは、日本なのに、こんな閉塞された空間ですれ違うのは、正直、ちょっと怖いと思いました。
小樽で、海鮮丼を食べましたが、そのときお店にいたのも、私たち夫婦以外は、全部中国語を話していました。
お店の人との会話で、その人たちは、中国人ではなく、台湾人だというのを知りました。
一概には言えませんが、台湾の人の方が、少し質素かな?と思いました。
登別温泉で足湯の時の事です。
私たちは、最初は足湯をするつもりはありませんでした。
どんな場所なのか、見たらその場を離れるつもりでした。
ところが、私たちが足湯の場所に行くと、一人の女性が声をかけてきました。
「ここに、敷物がありますよ。自由に使ってよいみたいですよ。」
と言って、その敷物を持ってきてくれました。
私たちは、せっかくその女性が敷物を持ってきてくれたので、足湯をすることにしました。
するとその女性は、
「私、今まで足湯をしていたんですけど、もう一度しようかしら」
と言って、ズボンのすそを上げて座りました。
「さっきまで、中国人ばかり、私以外に日本語を話す人がいなくて、何となく不安になって帰ろうと思っていたところなんです。でも、もう一度ゆっくり足湯をします。」
と言って、私たちと並んで足湯をしていました。
わかる気がしました。
私たちも、海外の旅先で、日本人に会ったような、うれしさを感じました。
最後に訪れたアイヌ民族館では、日本語の説明の後、通訳さんが、中国語で説明するというサービス(?)までありました。
正面奥に立って、話をしているのが中国語の通訳さんです。
右側の団体は、すべて中国人観光客です。
右側の団体は、すべて中国人観光客です。
私たちは、
「北海道は、そのうち中国にのっとられるんじゃない?」
と言って、笑いました。
帰宅後、会社に行って、それは北海道だけではないのを知りました。
社長が、同窓会のために故郷のホテルに宿泊したところ、ホテル内は中国人だらけだったとか。
社長の故郷は中部地方ですが、先日のニュースでも、中国人の爆買いのため、飛行機の荷物が大変で、注意書きを出すことになったというのを見ました。
中国人観光者が多いのは、北海道だけではなく、日本全国に及んでいるのだろうと思いました。
バブルの頃の日本同様、現在中国の人たちが、たくさん日本にお金を落としてくれているんだなと思いました。
中国の勢いを感じた旅でもありました。