はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

うに丼

2013年02月05日 | クッキング
去年の暮れのことです。
息子がウニが食べたいと言い出しました。
会社の同僚に北海道出身の人がいます。
以前も息子に蟹を送ってくれたことがあります。
その同僚に実家に帰ったときにウニを送ってもらおうと思っていたところ、暮れから正月は店が休みになることが多く、新鮮な生ウニを送るのは難しいと言われたということでした。

息子がウニを好きになったのは、私の実家でお寿司を食べてからです。
それまでは、スーパーのおすしや回転寿司のウニしか食べたことのなかった息子は、
「ウニなんてまずくて食べられない」
と言っていたのですが、実家でお寿司を食べて以来、ウニが好きになりました。
実家は、目の前が回らないおすし屋さんで、私たちがお正月に行くと、必ずそこからお寿司を取ってくれました。
ある年のお正月、弟に「良いから食べてみろよ!」と言われて、握りのウニを食べ、それ以来、ウニが大好物になりました。

実家のお寿司です。
ウニは1つしか入っていません。

ハイジがチラッと写っているのが懐かしい。


その美味しいお寿司屋さんも店主が亡くなり、廃業してしまったので、今では実家へ行っても、その美味しいお寿司を食べることはできなくなりました。
息子は、突然、その時のウニを思い出し、どうしても食べたくなったようです。
それで、最近になって、ネットでウニを注文しました。

小さなウニで、それほど高級なものではなさそうでしたが。


こんなものが3パック届き、自分で1パック、私たちに1パック、娘に1パック配りました。

最初、息子は自分の部屋で、お酒の肴にしようとしたようです。
ところが、二口くらい食べたところで、「これは無理だ」と思ったらしい。
「ウニだけで食べるのは無理だ。気持ちが悪くなりそう。」
と言い、うに丼にして欲しいと言います。
美味しい食べ方をネットで調べて、うに丼を作り、昼食にしました。



この写真のうに丼は、私と主人のもので、息子のものは、もっとたっぷりウニを入れました。
海苔を敷いて、わさび醤油で食べました。
醤油は、濃い目のめんつゆが美味しいと書かれていたので、その通りにしてみました。
私は、それほどウニが好きというわけではないので、少しにしたので、酢飯と合って美味しかった♪
ところが、写真はないのですが、たっぷりウニを入れた息子のものは、まったりしたウニが多すぎて、だんだん気持ちが悪くなってきたと言い、結局残してしまいました。
たぶん、それほど良いウニではなかったのかもしれません。
私と主人は、ちょうど良い分量のウニで、酢飯と海苔とわさび醤油で美味しくいただきました。
息子は、
「もう、ウニはわかった。ウニは少量を寿司で食べるのが一番だ。二度とこんな風には食べない。」
と言っていました。
「ウニの質にも寄るんじゃないの?」
と言ったのですが、息子が注文してお金を出しているので、あまりけなすのも悪いと思い、それ以上は言いませんでした。

ウニなんていかにも身体に悪そうです。

息子は、先週の木曜日から遅い夏休みを取っています。
3月までに取らないと、せっかくの休みが消えてしまうということで、駆け込みで取ったようです。
一週間以上お休みがあるようですが、とにかく不健康な日々を送っています。
昼夜関係なく寝たいときに寝て、おきたいときに起き、たった一度だけ私の買い物に付き合ってくれましたが、それ以外は一歩も家から出ることはなく、ずっと部屋にこもっています。
ネットゲームをしながら、酒を飲み、ナッツや柿の種を食べて生活しているようです。
こんなに長い間、家にいるのに、一日中顔を合わせることがない日もあります。
食料がなくなると、たまにリビングにやってきて、「昼飯は?」とか「夕飯何?」などと言うこともありますが、それもめったにありません。
そんな不規則な生活ばかりしているので、久しぶりに顔を見た息子は、かなり太ってきていて、これ以上太るとヤバイと思うほどになりました。
去年くらいまでは、痩せすぎで、私より体重が少なく、男性なのに女性物の衣類が普通に着られるくらいだったのに、今では、一年前の服のボタンがパンパンになって、やっと止まっている感じです。
それとなく、「そんなものばかり食べていると太るよ。」
とか「だから、太るのよ。気をつけなさい」
とは言っているのですが、私の心配がわかっているのかどうか。
こんな不健康な生活を続けていて大丈夫なんだろうか?と思います。
結婚して幸せ太りなら、それも良いかもしれませんが、30代半ばの独身おとこの中年太りはいただけません。
早く、仕事が始まって欲しいと思います。

いくつになっても、親の心配は尽きません。


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