１６歳になったハイジ

ハイジは、昨日６月１３日で１６歳になりました。
人間の年齢に換算したら、８０歳くらいだそうです。
健康なら、まだまだ生きられる年齢なのかもしれません。

今まで”もうじき１６歳”と記事に書いてきましたが、正直言って、本当に１６歳の誕生日が迎えられるとは思っていませんでした。
しかも、最近の体調はまずまずのようです。
食事にムラはありますが、何とか元気に過ごしています。
山梨の先生のご指導で、現在は食欲が落ちてくるとステロイドの量と点滴の回数を増やし、落ち着いてくるといつもの量に戻すようにしています。

最近、ハイジは明け方近くから部屋をウロウロ歩き回っている事が多くなりました。
その時軽い咳をするので、私も目が覚めてしまいます。
土日もハイジがウロウロしているのに気づき、３時３０分位からハイジと一緒に起きて、撮りだめしていた録画を一人でのんびり見ていました。
休みだから、眠くなればいつでも昼寝できるという気楽さもあるのですが、こんな事が毎日続いたらたまったもんじゃないなぁと思います。
気圧が体調に関係するようなので、入梅のせいかもしれません。

それにしても、ハイジの生命力には感服です。
肺、心臓、腎臓、そしてパテラとたくさんの障害を抱えているのにこうしてがんばって生きてくれています。
動物には自ら死を選ぶという選択肢はないようです。
「生きる」というのは、動物の本能だと言います。
それでも、ハイジをじーっと見ていると、ハイジは私のためにがんばって生きてくれているのかもしれないと思うことがあります。
私が動けば私の後を追い、私がじっと座っているとベッドで眠っているハイジです。
小さな身体のハイジは、私にとっては、大きな存在です。

これからもハイジにとって、穏やかで落ち着いた日々が続きますように。