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新大阪でバスに乗り込んだ後は爆睡
京都駅に立ち寄ったのも、トイレ休憩が3回あったのも
全く気付かず爆睡
おかげで、朝、沢渡に着いた時には絶好調
これならきっとイケルッ
低公害バスに乗り換え、上高地バスターミナル
ここで朝食&秘密兵器のCW-Xを装着
ちょっぴり荷物は重いけど、平坦地を一路『明神館』へ
明神館からは橋を渡り、信州大の山小屋前で水を汲む
そこからは本格的な山道
しかし、虫が多くて顔に向かって突撃してくる
コンタクトなのでチョッピリ怖かった
ハチの体力を考えてか、ビバーク予定地の宮川のコルより
かなり下の方で安全そうな場所にビバーク地を決める
テントを張り、アタックザックに登攀具を詰めて出発
ガレ場を詰めていくと、宮川のコルが見えてくる
明るくなってくると、色んな高山植物が咲き乱れてた
名前を知っているのはニッコウキスゲくらいだけど…
宮川のコルで少し休憩
水分補給
に栄養補給
ここから先が本番だ
近くに見えた取り付きが、いつまでたっても近付かない
歩いても、歩いても、まったく近くになる気配がない
更に、物凄いガレで浮石なんてもんじゃなくて
ある石、ある岩、全部が浮いている
途中、時々ポツポツ
なかなか安定したところに行けなくて
レインウエアを着れるようになった頃にはやんでいた
でも、
ったり、
たり、
ったり
なんというか、安定しない天気だった
それでもなんとか、取り付きに到着
H辺さんが雪渓の様子を見に行っている間に
栄養補給をしつつ、登攀具を身に着ける
その時は日が射していたので
レインウエアを脱ぐかどうしようか悩んだけど
ビレイとか、支点作りとか、色々止まっている時間が長いと思い
そのままレインウエアの上にハーネスを装着した
いざ、取り付きへ
さすがにほとんど登られていない山だ
動くたびに落石が起きる
メンバーもそれぞれ距離をとりながら進む
ビレイ点ではN島さんが岩陰からビレイ
H辺さんが登り始めた
ハチはちょっと大き目の岩陰に隠れる
だって、H辺さんが動くたびに
ザイルに当たった石が落ちて来るんだもん
H辺さんが登り始めてすぐにポツポツの
しばらくすると、ハーケンを打つ音が響いてきた
その頃になると、取り付きの岩が完全に濡れて
スッカリ川と化していた
「はっちゃん!どうぞ!!」
めっちゃ濡れているんですけどぉ~っ!逆層なんですけどぉ~っ!!
ついでに、掴む岩、掴む岩、外れちゃうんですけどぉ~っ
しかし、ここはセカンドの強みだ
とりあえず、岩は掴まず、ひたすら押すように、押すように
雨足が強くなり、勢い良く流れる足元の岩も
丁寧に、真上から押し付けるように乗せていく
なんとか半べそをかきながらもビレイ支点まで到達
しかし、その頃には岩場は完全に滝となっていて
上からいくつか一抱えほどの岩が落ちてきた
雨による自然落石だ
これはもう、危険と判断し、懸垂下降で降りることにする
H辺さんがさらに1本ハーケンを打ち足し
3本のハーケン、2本のシュリンゲ、2個のヌンチャク
これで懸垂下降をしていった
岩陰に隠れながらロープをさばき
急いで取り付きから下山
途中の浮石だらけのガレ場は
行きはあんだけ怖いと思っていたんだけど
基本的に人為的な落石しかないので…ある意味安心だった
でも、石と一緒に自分が落ちていきそうだったので
とにかく、丁寧に、丁寧にと下っていった
そうこうしている間に雨はやんだけど
やはり30分ほどでも強い雨だったのか
振り返ってみると、私たちが登ったルート以外にも
何本も滝になって水が流れ落ちていた
もう、お天気待ちをしても登れないね
諦めて宮川のコルまで戻り
冷えた身体と磨り減った神経を
温かい飲み物を沸かしてしばし休養
その後、Z大王様が以前行って良い感じだと言っていた
ひょうたん池までハイキング
雪のシーズンは雪崩の巣なんだろうなぁ~って感じの
穏やかなルンゼを詰めるとひょうたん池
うん、いい感じのところだなぁ~
いつか、もっと技術も体力もつけて
ここでビバークして、4峰へと縦走したいな
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そのあと、テントを張ったビバーク地に戻り
撤収して、徳沢に向かったのだ
徳沢で落ち着いて、夕焼けを見ながらヤケ酒
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穏やかな芝生のテントサイトが本当に幸福に感じたよ
もう、明日は上高地に戻るだけ
今晩は飲み倒すぜっ
なんて思っていたけど
CW-Xに助けられ、なんとか8時間を歩き通したようなハチには
500mlの缶ビール
1本で撃沈
21時の声を聞かずに大爆睡
敗退だったけど、ハチには1ピッチだけの本チャンデビューでした
大満足の中、眠りにつきました
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京都駅に立ち寄ったのも、トイレ休憩が3回あったのも
全く気付かず爆睡
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おかげで、朝、沢渡に着いた時には絶好調
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これならきっとイケルッ
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低公害バスに乗り換え、上高地バスターミナル
ここで朝食&秘密兵器のCW-Xを装着
ちょっぴり荷物は重いけど、平坦地を一路『明神館』へ
明神館からは橋を渡り、信州大の山小屋前で水を汲む
そこからは本格的な山道
しかし、虫が多くて顔に向かって突撃してくる
コンタクトなのでチョッピリ怖かった
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ハチの体力を考えてか、ビバーク予定地の宮川のコルより
かなり下の方で安全そうな場所にビバーク地を決める
テントを張り、アタックザックに登攀具を詰めて出発
ガレ場を詰めていくと、宮川のコルが見えてくる
明るくなってくると、色んな高山植物が咲き乱れてた
名前を知っているのはニッコウキスゲくらいだけど…
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宮川のコルで少し休憩
水分補給
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ここから先が本番だ
近くに見えた取り付きが、いつまでたっても近付かない
歩いても、歩いても、まったく近くになる気配がない
更に、物凄いガレで浮石なんてもんじゃなくて
ある石、ある岩、全部が浮いている
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途中、時々ポツポツ
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レインウエアを着れるようになった頃にはやんでいた
でも、
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なんというか、安定しない天気だった
それでもなんとか、取り付きに到着
H辺さんが雪渓の様子を見に行っている間に
栄養補給をしつつ、登攀具を身に着ける
その時は日が射していたので
レインウエアを脱ぐかどうしようか悩んだけど
ビレイとか、支点作りとか、色々止まっている時間が長いと思い
そのままレインウエアの上にハーネスを装着した
いざ、取り付きへ
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さすがにほとんど登られていない山だ
動くたびに落石が起きる
メンバーもそれぞれ距離をとりながら進む
ビレイ点ではN島さんが岩陰からビレイ
H辺さんが登り始めた
ハチはちょっと大き目の岩陰に隠れる
だって、H辺さんが動くたびに
ザイルに当たった石が落ちて来るんだもん
H辺さんが登り始めてすぐにポツポツの
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しばらくすると、ハーケンを打つ音が響いてきた
その頃になると、取り付きの岩が完全に濡れて
スッカリ川と化していた
「はっちゃん!どうぞ!!」
めっちゃ濡れているんですけどぉ~っ!逆層なんですけどぉ~っ!!
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ついでに、掴む岩、掴む岩、外れちゃうんですけどぉ~っ
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しかし、ここはセカンドの強みだ
とりあえず、岩は掴まず、ひたすら押すように、押すように
雨足が強くなり、勢い良く流れる足元の岩も
丁寧に、真上から押し付けるように乗せていく
なんとか半べそをかきながらもビレイ支点まで到達
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しかし、その頃には岩場は完全に滝となっていて
上からいくつか一抱えほどの岩が落ちてきた
雨による自然落石だ
これはもう、危険と判断し、懸垂下降で降りることにする
H辺さんがさらに1本ハーケンを打ち足し
3本のハーケン、2本のシュリンゲ、2個のヌンチャク
これで懸垂下降をしていった
岩陰に隠れながらロープをさばき
急いで取り付きから下山
途中の浮石だらけのガレ場は
行きはあんだけ怖いと思っていたんだけど
基本的に人為的な落石しかないので…ある意味安心だった
でも、石と一緒に自分が落ちていきそうだったので
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とにかく、丁寧に、丁寧にと下っていった
そうこうしている間に雨はやんだけど
やはり30分ほどでも強い雨だったのか
振り返ってみると、私たちが登ったルート以外にも
何本も滝になって水が流れ落ちていた
もう、お天気待ちをしても登れないね
諦めて宮川のコルまで戻り
冷えた身体と磨り減った神経を
温かい飲み物を沸かしてしばし休養
その後、Z大王様が以前行って良い感じだと言っていた
ひょうたん池までハイキング
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雪のシーズンは雪崩の巣なんだろうなぁ~って感じの
穏やかなルンゼを詰めるとひょうたん池
うん、いい感じのところだなぁ~
いつか、もっと技術も体力もつけて
ここでビバークして、4峰へと縦走したいな
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そのあと、テントを張ったビバーク地に戻り
撤収して、徳沢に向かったのだ
徳沢で落ち着いて、夕焼けを見ながらヤケ酒
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穏やかな芝生のテントサイトが本当に幸福に感じたよ
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もう、明日は上高地に戻るだけ
今晩は飲み倒すぜっ
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CW-Xに助けられ、なんとか8時間を歩き通したようなハチには
500mlの缶ビール
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21時の声を聞かずに大爆睡
敗退だったけど、ハチには1ピッチだけの本チャンデビューでした
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大満足の中、眠りにつきました
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そして、ガレ場過ぎた辺りからの高原の雰囲気が気持ちいいよね。
お花畑に写真を撮りに来たそうです
うん、めっちゃ高原って感じ
癒されましたぁ~