昨年晩秋に緑肥として蒔いたヘアリーベッチ。冬場に葉が赤くなってしまい枯れてしまう?と思われものの、ここに来てだいぶ元気がでてきたようだ。

先日、畦塗りしたのでトラクターで踏んでしまったが、全体的に勢いがでてきている。

一部ではかなりモジャモジャ状態。
このヘリーベッチには、アレロパシー効果といって雑草の発生を抑える作用があるとか。それを検証したい思いもあって化学肥料や除草剤を使わないで作付け収穫するつもりでいる。
そんな中、ここに来ても集荷業者が提示する買取り価格は凄まじい。
例年この時期、農家の保存米は十分すぎるほどあるのが通常、相場が上がることを期待してのことも、どの農家もほとんど無い状況だ。
我が家の保存米も危機的となっており値上げもしたけれど、お客さんに申し訳ないという思いで、業者買取り価格まで上げられないのが現状です。
そして安全性にこだわって昨年取り組んだ無農薬・無化学肥料で育てた「八十四石米プレミアム」に続くこの緑肥での作付け。付加価値をつけ差別化を図ろうとしてのことも、一般のお客さんはどうしても価格重視、こんな手間かけて作っても・・・?と、いま自分自身ジレンマに陥ってます。