寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

農家と繋がりを!

2025-01-15 20:13:54 | PR
地元八十四石米の知名度を上げようと、佐倉ふるさと広場の直売所「佐蘭花」での販売を開始してまもなく3年を迎えます。先日、今年はじめての八十四石米を出品しました。

昨年夏から続くコメ価格の高騰、これまでのお客さんからは友人や知人にたのまれたのだけれど・・・と、注文が多く発生、対処してると自家保有米の減りが激しい。このままいくと我が家のコメは収穫まで保たないかもしれない。そんな状況での出品でした。

かつて評判を呼んだ八十四石米、私のコメを購入くださったお客さま、お気に入りいただけましたら電話で注文ください。慣行の栽培となりますが村仲間を紹介いたします。お店の価格と異なり出品手数料が掛からず安く提供できます。
顔の見える生産農家とぜひ繋がってください。そのことが消費者のみなさんにとってもメリットがあると思うのですが・・・。

果たして緑肥として機能するか?

2025-01-13 21:12:34 | 緑肥栽培
これまで八十四石の地力を信じ慣行栽培で作付けしてきたが、オーガニックへの関心が高まり昨年、一部(4反)の水田で無農薬・無肥料、基肥に鶏ふんを使って作付けした。

田植え後の生長が遅くとても気を揉んだが、2度目の除草機を使った後から勢いづき、最終的には、思いのほか収量はまずまず、機械による食味数値も上がった。

そのことに味を占め、さらに緑肥で挑戦してみようと昨秋、マメ化の植物「ヘアリーベッチ」を10月下旬に蒔いたのだ。
そして1週間後に発芽した。
そしてこれはまだ間に合うかもしれないと11月上旬にも・・・、大小さまざま計8枚の田んぼに播種(種蒔き)した。


すると越冬するといわれてるヘアリーベッチ、元気なところはこんな状態。
ところが白く変色して枯れてしまった部分も発見。

残念ではあるものの、初めての試み、はじめから上手くいくという望みは薄い、やっぱり種蒔き時期が遅かったものと今後の教訓としよう。
でも、まだ諦めた訳ではない。このあともしっかり観察していきます。

ご存じない方必見

2025-01-10 20:58:13 | コメ農家の思い
これまで日本の食料安全保障について警鐘を鳴らしてこられた東大院の鈴木宣弘教授、まさに今、日本がおかれているコメ事情そのもの。多くのみなさんに知っていただきたい思いで見つけた纏めてくださっている先生の動画、ぜひ視聴ください。
コメ農家は過保護になどされていません。

的を射てるようですが・・・

2025-01-09 22:18:44 | コメ農家の思い
ブログは「いいね」もらえるように、いいイメージで投稿したいもの。ところが昨年の収穫後からの「令和の米騒動」について情報収集していくと、解せないこと多数。何だろうこのモヤモヤ感は・・・。明るい楽しくなる事柄を見つけられない自分。
いまは今年、ヘアリーベッチが順調に育って緑肥として使えるよう願って紹介をしていこうと決めているくらい。

ところで今回の米不足からくるコメの高騰についての原因は何なのか。
メディア等では、いろいろ発信されているが真実は?そこで、米不足の確信に触れた動画を発見したのでアップします。
 
多くの記事で作況指数が平年並、やや良と目にする。何かいいことのようだが、耕作面積が小さくなった中での率、国全体の収量は減るのは当然。これまでのコメ買取り価格が安すぎて離農せざるを得ず、作付面積が減少したのだ。農家は過保護にされているは誤りで、逆に農業予算が低いことが要因にあるのではないのか。



弱小コメ農家の現状
コメ価格が上がっても自由化前の価格に近づいただけ、機械や資材は高騰している現在、我が村でも作付けを止める農家が増えている状況。荒れる水田が広がり景観が損なわれてしまう。自分としても何とかしたい思いはあるものの限界だ。

そこで近隣のみなさん、歴史に残るここ八十四石で新規就農は無理でも、半農半Xやってみようなんて方はいませんでしょうか?

2025は緑肥でいけるか!?

2024-12-31 21:15:50 | 米づくり
オーガニック栽培への関心が高まりから、ことし一部の水田4反(40アール)を農薬・化学肥料を使わず基肥を鶏ふんで栽培した。
手間と時間を費やしたことが功を奏したのか、収量は幾分上がり食味測定では83点、正直うれしかった。

そして来年は、さらに一部の水田を緑肥でチャレンジしてみようと、マメ化の植物ヘアリーベッチを10月下旬から11月上旬にかけて蒔いてみた。

一週間後、発芽を確認。その後、田面にうっすらと緑色した葉が・・・と思ったら、赤く変色していった。

これは播種(種蒔き)時期が遅かったためか、湿害にあったのか、枯れてしまうと半分諦めモードでいたら、大晦日の今日、状況を見に行くと・・・

赤い葉は多くあるものの、ひと月以上経ってるにもかかわらず枯れてない。

もしかすると枯れることなく緑肥として使えるかもしれないと希望が湧てきた。
化学肥料の原材料のほとんどは輸入、もし滞ることになったら・・・と挑戦してみたのだ。このあとヘアリーはどうなるか?経過を観察していこう。

来る2025年がすべてにおいて良い年となりますように・・・!