勤め人になりたかった私の父親は、祖父から食うものは大事だ、と言われ米作りに徹しました。そして作付け面積は小さいながらも食管法(食糧管理法)時代には美味いと言ってもらう言葉を励みに縁故米としてして多くのお客さんに供給していました。
そんな時代、減反政策に痺れを切らして堂々とヤミ米と称して販売し国に楯突いたすごい人がいたんです。
日本の農業政策に異議を唱え「オラを告発しろ」と・・・、当時大きく話題になりました。
何が真実なのか、安心安全な食料とは、いまや自分自身で情報を得るしかない時代、ぜひ多くの方に日本の食糧事情を今一度、見つめ直してもらいたい思いでいます。