寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

その後の緑肥はどうなった?

2025-02-02 16:08:02 | オーガニック米に挑戦
今年は、より環境保全農業に近づこうと、別の水田約9反で緑肥に最適といわれているマメ化の植物ヘアリーベッチを蒔いて、週1ペースで観察している。

播種が10月下旬から11月上旬と遅かったためか発芽したものの、葉が赤く変色して枯れてしまうと思われたヘアリー、昨日は見た目が枯れているようだった葉は少し緑色が増えてきたような・・・。
画像手前の緑色したモサモサは種をこぼしたため。

種は大量に蒔けばいいというものではなく、1反あたり3~5kgが適量だとか。そして順調に育っていけば3月中旬ころから生育が勢いづくそうだ。結果がどうであれ、ひと乾燥分(乾燥機一回分)約4反は化学肥料なしのこの方法で栽培するつもりでいる。


それにしてもコメの価格高騰は収まる気配がない。さぞコメ農家は儲かっているのだろう・・・? いえいえ弱小農家は決してそんなことはない。機械や資材等の値上がりからすれば、コメの自由化前よりも安いくらい。ならば手間をかけずに慣行栽培して収量を上げればいいではないか!と言われそうだけれど、美味しい安心安全なコメを希望してるお客さんは少なくない。そんなみなさんの期待に応えたい思いと家族のため実践している。