六等星

よく


太陽と月が比較されることが多いけれど



月は自分では輝くことができない星



それなら


何万光年離れていようと


星のほうがいいと思う




どんなに離れていても

自ら輝き誇っている



たとえ


六等星だろうと



自ら輝くことができるなら




一番星や一等星じゃなくてもいい




星のような明るさで


キミの視線を捉えたい

人間愛

淡い色であれ

鮮やかな色であれ



それが青であることには

変わりはなくて




キミが


泣き虫であれ


強がりであれ




やっぱり


キミもキミであることには

変わりはないんだよ





自分探しって


難しい？




でもね


自分にあって他人に無いものだって


他人にあって自分に無いものだって



ありそうで


意外と無いでしょ？





答えは簡単


みんな同じ人間だから




探すのなんて無理なんだよ




弱さも強さも


ひっくるめて


キミを含めた人間っていう生き物に


ほんの少しの愛情を持てたら



嫌いだった自分を好きになれるよ


きっと



許すことはできなくても


認めることはできるから




自分にも


他人にも



優しいキミに


なれるよ