最初に私に
話しかけてくれたのは
貴方だった
兄弟の話とか
何気ない会話から始まった
私たち
いつしか
貴方が
私のすぐ近くに
気付いたらいるようになっていて
何かと話すきっかけを
作ってくれていた
気がする
貴方にとって
私は
沢山の
女の子の中の一人に
過ぎなかったのかもしれないけれど
私にとって
貴方は
唯一人の
特別な存在だった
最後に
送って貰った時
貴方に対する私の気持ちを
聞かれた時
そのことを
しっかりと
貴方に伝えられなかったのは
きっと
一生の不覚なんだろう
せめて
今も
貴方にとって
特別な私であれば
私の想いも少しは
報われるけど
きっと
それは
難しいんだろうなって
思ってる