優しくしてくれた たぁさんに 付いていく決心をした みっちゃん
持てる限りの荷物を たぁさんの軽トラに積んで
きっと 楽しく歌でも歌いながら 旅をしたことでしょう
あいだあいだで 美味しいご飯でも食べながら
綺麗な海でも見ながら
南へ南へと 日本列島を下って行きました
海を渡って
たどり着いたところは
穏やかな田舎の町
たぁさんは 胸を張って 両親に みっちゃんを紹介しました
おいらの土地をくれたら この娘と 所帯を持つから
と
・・・・・・・
「まぁ しばらく 一緒に 暮らしてみたら ええがな
家は すぐには 間に合わんから
私たち夫婦と一緒におりな」
という事で
みっちゃんは ほっとして 荷物をほどくことになったのです