母の床ずれは 体が栄養不足のため なかなか治ろうとしません。
が 諦めたら終わりだと思い 気を取り直して検索しています。
見たくはない現実を見なければ すべて訪看さんらにまかせっきりになってしまいます。
同じ事業所の訪看さんたちでさえ 処置の仕方が違います。
違うと解っていても 私からはなかなか言い出せません。
一体誰のやり方が一番良いのだろうかと・・・・
調べて見る事にしました。
褥瘡辞典 for FAMILY HOME > 褥瘡(床ずれ)の治療 > どんな治療があるの? > 急性期と慢性期の傷の治療
急性期では、皮膚に赤みや内出血、水ぶくれなどができます。
慢性期の褥瘡(床ずれ)は、傷の深さによって治り方が異なります。
- 浅い褥瘡(床ずれ):
- 死んだ組織がほとんどなく、新しい皮膚をつくる元となる細胞や毛根も残っているため、
- そこから新しい皮膚が再生し、比較的短期間で治ります(図2)。
- 症状は、急性期と同様で皮膚の赤みや内出血、水ぶくれなどです。
- 深い褥瘡(床ずれ):
- 死んだ組織が多くあり、それを取り除くことによって初めて、
- そこに新しい組織ができて傷が治ります(図1、図2)。
- 治るまでに長い期間を要します。
レスパイト入院の時
ドクターが 仙骨部分の床ずれには メスでカットして下さったそうです
という事は 深い褥瘡二番目の写真
『その下にある感染しやすい死んだ組織も取り除く』だと思いますから
右二つの写真のようになってくれば 傷は治る 予定なのだけれど
毎日の訪看さんの声は まだまだ明るくありません。
・・・食べないと治らないよぉ・・・の 声ばかりです
浅い褥瘡(床ずれ) | 深い褥瘡(床ずれ) | |
---|---|---|
死んだ組織 | 少ない | 多い |
毛根 | 残っている | なくなっている |
感染に対する抵抗力 | 強い | 弱い |
治り方 | 皮膚が再生して治る | 死んだ組織を取り除いた後に新しい組織ができる |
治るまでの期間 | 1ヵ月以内 |
数ヵ月~1年以上 |
深い褥瘡(床ずれ)の治療(写真[3]~[7]) 深い褥瘡(床ずれ)の傷では、死んだ組織(写真[3][4])を手術やぬり薬などで取り除きます。
そこを埋める新しい組織(写真[5])をつくるために、ぬり薬などを用いて傷を小さくします(写真[6][7])。
また、同時にぬり薬やドレッシング材(被覆材)を使用し、皮膚の再生をしやすくします。
炎症※1や感染、傷口から黄色い体液がにじみ出ている場合は、ぬり薬により治療を行います。
傷口が小さくても中にポケット※2と呼ばれる大きな穴洞がみられる場合は、手術や薬剤などにより治療します。
※1 炎症:熱・痛み・赤みが起こった状態 ※2 ポケット:表面からは見えないが、皮膚の下にポケットのように広がっている穴洞状の傷のこと
母の床ずれには すでに ポケットが出来ているそうです