The Diva Dance - The Fifth Element - Inva Mula (Lucia di Lammermoor)
映画の中では この歌うシーンが
静かに~心に染み入るように続くのです~~♪
映画も大好きでなんどもみましたが
やっと歌声に出会えました
感動です
下はとても役立つコメント
中野 勉
5.0 out of 5 stars
このアルバム中のたった2曲のためだけでも買う価値があります
Reviewed in Japan on April 25, 2017
Verified Purchase
Amazonで購入させていただきました。
『レオン』で有名なリュック・ベッソン監督・脚本によるSF超大作『フィフス・エレメント』(アメリカでの題名は“The Fifth Element”)のサウンドトラックです。
リュック・ベッソン監督といったらエリック・セラ。エリック・セラといったらリュック・ベッソン監督という具合ですから、このアルバムももちろんエリック・セラが全曲作曲しています。
他のレビュアーの方も書かれているように、ぼくのお目当てもソプラノ歌手のインヴァ・ムラ(Inva Mula)が歌う、14曲めの『ラメルモールのルチア』(“LUCIA DI LAMMERMOOR”)と15曲めの『ザ・ディーヴァ・ダンス』(“THE DIVA DANCE”)です。
ぼくの場合、『ザ・ディーヴァ・ダンス』もさることながら、その前の曲『ラメルモールのルチア』に衝撃を受けました。こんなにも美しく、かつ、艶っぽくオペラを歌えるソプラノ歌手がいたのだ、と。ぼくはオペラフリークではありませんから、ぜんぜんオペラには詳しくはないのですが、それでもクラシックのなかでもオペラが特に好きでよく聴いてはいます(ちなみに好きなオペラ歌手は、ソプラノならエディタ・グルベローヴァで、テノールならアンドレア・ボチェッリです)。
さて、件のソプラノ歌手インヴァ・ムラですが、ライナーノーツのなかでエリック・セラは彼女について以下のように述べています(少々長くなりますが、引用します)。
「インヴァはアルバニア人で現在はフランスに住んでいる。まだ30歳くらいなんだけど最近注目されてきて、マリア・カラスの再来と言われ始めた歌手なんだ。(中略)聴けばわかると思うけど15.「ザ・ディーヴァ・ダンス」は凄くダンサブルで、しかももの凄く歌いにくい曲なんだ。なぜって映画のなかではこのオペラ歌手は異星人だから、人間には歌唱不可能な曲にしたかったからね。それでとりあえず、ある程度は歌えるけれど完全には歌えないはずという曲を作った。僕は最初、彼女に楽譜を見せてこう言ったんだ。“普通じゃ歌えない低音や高音部分があるし、速すぎる拍子があったりするけど全部歌えなくてもかまわない。できる範囲で歌ってくれれば、あとは僕が君の声をサンプリングして君が歌ったみたいに仕上げるから”とね。実際の話、僕は彼女が歌えるのは全体の60%くらいだろうと思っていた。ところが彼女は80%も歌いこなせたんだ。僕は驚いたよ。彼女はそれだけ凄い才能の持ち主なんだ」
まとめに入りますが、このサウンドトラックは他のレビュアーの方も書かれているように、トラック14『ラメルモールのルチア』とトラック15『ザ・ディーヴァ・ダンス』の2曲だけでも価値ある商品だとおもわれます。
この2曲をとおしてインヴァ・ムラに興味を持った方は、本格的なオペラを歌ったアルバムが(ぼくの知るかぎりでは)2枚ありますので、それらを購入なさるといいと個人的にはおもいます。
そのアルバムとは、“Il Bel Sogno: Opera Arias”と“Per Ty Atdhe”です。
オススメです。
Fifth Element Diva Song RARE FULL DANCE VIDEO
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