まだ残っている 税金の計算をしながら 日本映画を見聞きしていました。
冬のオリンピックの雪の記憶から 北海道の記憶・・・そして・・・
北の螢 fulu
時は明治の夜明け、最果ての地・北海道石狩原野。文明開化の波に酔いしれる世間の裏側で、
北海道開拓の先兵として強制労働に駆り立てられる集団がいた―。
政治犯、殺人犯など、いずれも十年以上の重刑を宣告された者たち。
そんな彼らをして“この世の地獄”と恐れさせた「樺戸集治監 (刑務所)」を舞台に、
物語は展開していく。囚人たちを虫けら同様に扱い“鬼典獄”の異名をとる刑務所長・月潟と、
脱獄を繰り返す囚人たちとの男と男の果てしなき戦い、
そして囚人を追って京都から逃げてきた芸者・ゆうが彷徨う激情の愛―。
本音をぶつけ合い、燃え尽きていく人間たちの姿が、極寒の原野にダイナミックに映し出されていく。
藤圭子_北の螢
藤圭子の歌としては この歌は 私はあまり好きではないですが 色々入っていますので
映画は 開拓時の北海道の冬の厳しさと 岩下志麻の 美しさに感動しました
KITA_NO_HOTARU(NORTHERN FLUORESCENT) /KEIKO FUJI COVER /SHINICHI MORI ORIGINAL 1984
「北の螢」(きたのほたる)は 1984年公開の日本映画。仲代達矢主演・五社英雄監督。東映・俳優座映画放送製作 東映配給。
歌:藤圭子 作詞:阿久悠 作曲:三木たかし 編曲:川口真
森進一 - 北の蛍
山が泣く風が泣く
少し遅れて雪が泣く
女いつ泣く灯影が揺れて
白い躰がとける頃
もしも私が死んだなら
胸の乳房をつき破り
赤い螢が翔ぶでしょう
ホーホー螢翔んで行け
恋しい男の胸へ行け
ホーホー螢翔んで行け
怨みを忘れて燃えて行け
雪が舞う鳥が舞う
一つはぐれて夢が舞う
女いつ舞う思いをとげて
赤いいのちがつきる時
たとえ遠くにはなれても
肌の匂いを追いながら
恋の螢が翔ぶでしょう
ホーホー螢翔んで行け
恋しい男の胸へ行け
ホーホー螢翔んで行け
怨みを忘れて燃えて行け
ホーホー螢翔んで行け
恋しい男の胸へ行け
ホーホー螢翔んで行け
怨みを忘れて燃えて行け
北の螢
なぜか次に選んだ映画も 偶然ですが 岩下志麻でした
若い頃から いままで とてもきれいです
天保五年正月の夜半。
本所白河端のむさし屋喜兵衛の寮が不審火で燃え、三人の焼死体が出た。
雇人の証言で死骸は、当主の喜兵衛、妻おその、娘おしのと認められた。
労がいの喜兵衛は余命幾ばくもなく、おしのは看病に献身していた。
だが、おそのは夫の病を気にも留めず淫蕩な日々を送っていた。
その年の晩秋。悪名高い男の怪死事件が相次いだ。手口は簪で一突き。
なぜか現場には一輪の椿が残されていた。
下手人は若い謎の美女。八丁堀の与力、青木の懸命な捜査線上に、やがて意外な人物が浮かび上がった…。
※本作品は二部で構成されています。
わたしって 変なばあさまでして
色気の良さを 最近になって理解できるようになってきたのでございますのよ。
考えてみれば・・・おいらは 男に近いみたいなのだ な
雪の中を連れられて行く中に、恋しい人を探しているシーンは
胸が苦しくなりながら見ていた記憶があります。
私が見たときは、森進一さんの切ない歌声と歌詞が
映像と重なり・・・衝撃的な映画でした。
きっと、私には想像出来ない女性だったからでしょう~