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早朝に野ばらとの戯れ

2020年05月10日 03時04分03秒 | 文学・詩・短歌・五七五

 

目が覚めて白き花よな愛おしく

残り者ねずみいっぴき騒音さ

 

 

花咲けり勝手に好きだと言ってみる

早朝のテレビで食べる鯛の肝

 

 

 

ほら見てよこんなにいっぱい咲いちゃった

美人だと何を言っても可愛くて

 

 

咲いてみてどこかが違う大人色

白とても複雑なりし白の白

 

 

花咲けりおやおまえさん若いのかい

若さゆえ張り裂けん美に恥もせず

 

 

匂い立つ若バラゆえに花びらに

      手を添えおかん初夏の朝露

 

 

うれしくて飛び立つごとく花咲けり

生きてるよ生まれてきたよと野ばら咲き

 

 

おっほっほ野ばらのカンザシいかがでしょう

姫様になってみましょう白い花

 

 

早朝の空気の中を泳いでる白き花よな野ばらの花よ

朝露のほら手に取って芳しく匂い写りて胸に差し置き

 

 


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