どこまでいきる

  ・✳日本いのちの電話✳・

   0120(783)556
   0570(783)556 

穏やかな眠りの中で・・・

2018年08月01日 08時25分19秒 | 訪問介護

穏やかな眠りの中で

逝けたらいいな

母でなくとも

私の場合も考えています

 

施設に入っている高齢者の方でも

その日 お風呂でいい気分になって

晩ご飯を お腹いっぱいに食べて

朝 そのままで 目が覚めなかった

 

そのようなラッキーなことが

時々あるそうです

 

母は今 医療が必要ですから

介護施設には入れません

病院に入れれば

テレビも見ずに 天井ばかりを眺めて暮らします

(病院のテレビは 小さいから見たくないそうです)

 

母の願いは

元気になってお買い物行くことです

行けない時は

美味しいものを味わいながら

静かにテレビを見て暮らしたいそうです

 

どこも痛い所や苦しい所の無いように

快適に暮らしたいそうです

 

痛い苦しい 楽しくない 面白くないが続くしかなくなった時は

先に逝っているみんなのところに早く行きたいそうです

 

いまでも

お雑炊とか お粥とかにすると

ご機嫌は良くないし

あまり食べようとしません

 

だから ご飯をやわらか~く炊いて

お口に合うように それぞれのおかずを工夫しています

それを しっかり時間をかけて 味わいながら食べます

ゆっくり ゆっくり ゆっくり~と

(なんとも しっちゃかめっちゃか めんどうです)

 

エンシュアだけでは飲みません

色んなものをミックスしてジュースてきにすると飲みません

とろみを聞かせても嫌がります

 

だから

フルーツのなかでも柔らかいもの

桃 キューイ メロン スイカ(歯に立つと食べません)などを

適度の大きさに切って 冷えたエンシュアに混ぜて食べさせます

 

以前は

ヨーグルトとかプリンとか大好きでしたのに

いまは 嫌いだそうです

 

甘い 辛い 熱い 冷たい 匂い とかの感覚が

とても敏感になってしまって

それだけでも ややこしいことになっています

 

味わう 聞く 見る 感じる 感覚は

変に鋭くなっていて

毎日訪れる 看護士さんも大変

 

ということなどで

人はみな思い考え方はいろいろでしょうけれど

できるだけ 本人の希望に沿いたいと日々努力しております

 

鼻からとか お腹からとか 栄養を送っても

味わえないから嫌ですね

 

ただ命を永らえても

面白くないから嫌ですね

 

それでも若ければ

そんな方法で辛抱していれば

また よみがえる可能性も

確かにあります が

 

91.5歳の母には

ただただ

辛抱する時間が長くなるだけですし

自由が大好き 美味しいもの大好きな人には

逆に 拷問にさえ思われるものと思います

実際私たちは お互いに 延命はしない

と ずっと以前から話し合いをしています

(点滴も延命に入るから・・少し悩んでいますが)

 

点滴は 一日 500㏄を 毎日です

血管が弱い事と すぐむくみが出るという事で

そうして下さっているようです

 

今日は リハビリがあります

うまくいけば そのうち

車椅子に移乗できるかもしれません

そしたら 食卓について ご飯を食べる事が出来ます

そしたら もう少し元気になるかも知れません

 

私たち家族の計画は そんなところです。

 

穏やかに眠れることを

悪い事だとは思っておりません。

 

今朝の空で見た雲

火の鳥に見えたのは 私だけかなぁ

 

 https://blog.goo.ne.jp/haha2017/e/91e5717a7957dbd48a7514ea874918fc#comment-list

コメントへのお返事が長くなりますので ここに書かせていただきました^^


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 母の点滴は いつあきらめれ... | トップ | プレイバックPart2(1978年5... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

訪問介護」カテゴリの最新記事