続いて見よう~♪
全くそのまま写すと 著作権侵害とか言われそうだし
だいたい そんな面倒なこともできないので
カメラで写してみたらどうかと試してみたけれど・・・
何やら怪しいコーヒーカップの染みまで入り込んでいる割には なんだかねぇ・・
なので 興味の強い箇所を書き抜いてみようと思います。
環境ホルモン
環境中に存在して生体にホルモン様の作用を与える化学物質のこと
正式には内分泌攪乱化学物質という
本書で取り上げるビスフェノールA、フタル酸、ノニルフェノールなど
現在確認されているだけで70種類以上の化学物質に、
その性質が確認されている。
序
世界は究極の疫病のとりこになっていた。不妊がペストのように広がった。
週末はあまりにも突然やって来たのだ。
あたかも一夜にして、人類は繁殖する力を失ったようだった。
世界の隅々まで大捜索を繰り広げた末、妊婦はどこにもいないと生物学者が宣告した。
この星で産声が聞こえなくなって、もう二十五年になる。
子供の声が聞こえるのは、テープやテレビの中だけだ。
子供たちの遊び場は消滅してしまった。
学校は成人教育の場に様変わりした。
世界各国は何らかの知的生命体が後を継いでくれるだろうと
儚い期待を抱いて、後世のためにと歴史を記録した。
人類の未来への希望はなく、春が訪れるたびに
一世代前には予想もしなかった結末が近づいていた。
満開のマロニエにも、石壁を照らす太陽の光にも
人々の心は痛んだ。
この先、永遠に春は訪れるだろうか、それを見る者はいない。
人類は神の死という幻滅に直面している・・・
真の科学的追及の物語
最近になって、数多くの合成化学物質が
「弱いエストロゲン」のような働きをするなど、
ホルモンの作用を模倣することが発見された。
ホルモンは体内のもっとも強力な化学伝達物質であり、
遺伝子に直接作用して細胞の働きをコントロールし、
生命維持に欠かせない諸機能を調節する。
プラスチックや農薬など多くの工業製品に含まれる化学物質の一部が
ホルモンになりすまし、生殖や性発達を無作為に攪乱し
ある種の癌の原因となっている可能性を示す証拠がある。
さらに恐ろしい事に、私たちは日常生活においてそれらの化学物質を食べ
飲み、呼吸し、皮膚からも吸収している。
すべての子供たちは生まれ落ちる前から、
いやおうなくそうした化学物質にさらされている。
つづく・・・
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