あと2日まで
情緒溢れる町並みが、どこか時代から取り残された感のある愛知県瀬戸市。人のウワサがあっという間に広がりそうな片田舎で、43歳の警察官・友川と、15歳の中学生・陽子が恋に落ちた。警官でありながら拳銃をぶっぱなして遊び、寂しい主婦とヨロシクやってしまう破天荒なおっさんだったが、知的障害を持つ陽子の兄・助政や、一人暮らしの老婆トヨといった、社会から疎外された人々に優しい目を向ける。そんなおっさんの自由だが一本筋の通った生き方が、胸に小さな傷を抱えた少女の心に安らぎを与え、孤独という心の穴を埋めてゆく。だが、ある事件をきっかけに二人の関係が周囲に知られてしまうことに。現実を突きつけられたおっさんと少女の愛の形を美しい映像でアヴァンギャルドに綴った奥田流抒情詩。※本作はR15+指定作品となります。15歳以上のお客さまはご覧いただけます。
- キャスト
- 奥田瑛二/小沢まゆ/夏木マリ
- スタッフ
- 監督:奥田瑛二
- 再生時間
- 02:12:22
タイトル情報少女(R15+)みんな自分のコトしか考えてない……
映画監督として
元来「天職」と自覚していた役者だったが、42歳のときに「監督やるぞ!」と思い立ち、周囲に宣言。しかし、経験不足からか自信を持てずに挫折。その後基礎から映画製作を学び、48歳にして助監督を経験。50歳を迎えた2001年に『少女〜AN ADOLESCENT』で念願の監督デビューとなる。
2006年1月に松坂慶子を主役とした『るにん』を公開。共に国内外の映画賞で多数の賞を獲得。3作目となる『長い散歩』は、奥田が「どうしても仕事がしたかった」という緒形拳を主役に配し、モントリオール世界映画祭で、日本映画として1982年の佐藤純弥監督作『未完の対局』以来2作目となるグランプリを受賞。さらに国際批評家連盟賞とエキュメニック賞も同時受賞し、計3冠を獲得するという快挙を成し遂げた。
• 1979年、犬養毅元首相の孫で犬養健元法相の娘であるエッセイストの安藤和津と結婚 。娘が2人おり、長女の安藤桃子(旧名・安藤モモ子)は助監督として、二女の安藤サクラは女優として父親の作品に参加するなど芸術一家でもある。弟・安藤豊彦は苔玉作家、父・安藤豊は
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あと二日ですから まだ見たことの無い人はぜひ一度ご覧ください。
私は素晴らしい映画だったと思います。純粋で情熱的で・・・本物の愛。
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