夕べは 早くから母は寝ていた様子
でも 私がそばに行くと 必ず声がかかる
「みっちゃん~ いま誰か出て行ったけど なんやったんやろねぇ」
「へ? 誰もいなかったけど…・」
みっちゃんが よっちゃんになったり せっちゃんになったりも するけれど
私を私と認めない時がよくあります
認知が始まった初めころは 私は 正しく説明しようと必死でしたが
だんだんと無駄であることがわかってきて
適当に嘘を言ったり 適当に母の話に合わすようになってきました
眠くて眠くて仕方がない私は
「話の続きは 朝が来たら聞くから もう寝るよ」
と言い渡して 背中を向けて寝る事にしました
それから・・・・・どのくらいたったでしょう・・・・
突然 母の声が聞こえてきました
「ちょっと来てぇ~! ちょっと来て~~~!!」と
トイレの方からはっきりと聞こえてきました
こりゃなにかあったんだ!!と思い
「どこぉ~! どしたのぉ~~~!!」 私は叫びました
「え!!なんで叫ぶん?大きな声やなぁなにがあったん?」と
すぐそばで驚く母の声が聞こえました
・・・・・・
なんとぉ
なんとぉ 私が夢を見ていたのです
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