土止め色の大人の童話 ~ぼく、ゆきおちゃん~①
『ゆきおちゃんにお任せ!』~バスも運転できるよ!
ある日のこと。大きな乗り物が大好きなゆきおちゃんは
どうしてもバスの運転がしたくなり、お母さんや周りの大人に
頼みました。
『いちどでいいからやらせてみて!』
『ぼくにはゆうあいっていう力があるから任せてよ。』
免許ももちろん無いこどもに、バスの運転なんて無理!
どうしてもやりたいのなら、大人(財源)になってからにしなさい。
多くの大人たちが反対しましたが、
“大きな声の大人たち”や、“テレビ好きの無関心な大人たち”
は大賛成しましたので、
ゆきおちゃんは、ようやくにほん号という大型バスの運転を
させてもらえることになりました。
ゆきおちゃん、ガールフレンドのみゆきちゃん、いたずらすきな
お友達、大きな声の大人たちと、テレビ好きで無関心な大人たち
そしていやいやながら、普通の大人たちを乗せてバスは出発!
でも、どうしたことでしょう。
一向にバスは動き出しません。
・・・なんとバスは、ゆきおちゃんやお友達の希望で、それまで運転の
楽なオートマチックから、マニュアルミッションに変更されていたのです。
・・・なんとかクラッチがつながりバスは初秋の街へ。
ゆきおちゃんとガールフレンドのみゆきちゃんは大得意でみんなに
自慢しまくり。
お友達もはしゃぎ回り、狭いバスの中は大混乱。
街行く人も標識(憲法)もなんのその。
バスは走ります。
でも迷ってしまって、広い国道(国会)にはなかなか出られません。
バスは狭い街の道を猛速度で走り回ります。
いったい何人の“人”を跳ねたでしょうか?
さすがに心配になった大人たちのうち、普通の人がゆきおちゃん
を止めようと運転席に近づきますが・・・一緒に乗っていた大きな声
の大人から、
『こどもの人権を尊重しなさい!』とか、
『こどもに暴力を振るうのは人権侵害だ!』とかいわれて、
おとなしくバスに乗っているしかありませんでした。
やがて何度かあめりかというバスとか、プーチンとかいうトラックに
ぶつかりましたがバスは止まる気配はありません。
さすがに大きな声の大人も心細くなり、
『もうそろそろいいんじゃないか?』とゆきおちゃんに声をかけます。
ゆきおちゃんは言いました。
『だって・・・いちろーくんがやれっ!って言ってるし(いちろー
くんはバスに乗っていません。どうやらメールでゆきおちゃんに
指示しているようです)』
『それに・・・』
『それに、バスが壊れてスクラップになっても、しいなくんが
高く(部品を)買ってくれるんだよ。僕もずーっと、こども店長
にしてくれるっていうし・・・』
果たして、みんなの運命は・・・いかに。
以上。 文才が無いので・・もし改変、転載してくれるような方が
いたら嬉しいです! 土止め色の大人の童話①でした。
『ゆきおちゃんにお任せ!』~バスも運転できるよ!
ある日のこと。大きな乗り物が大好きなゆきおちゃんは
どうしてもバスの運転がしたくなり、お母さんや周りの大人に
頼みました。
『いちどでいいからやらせてみて!』
『ぼくにはゆうあいっていう力があるから任せてよ。』
免許ももちろん無いこどもに、バスの運転なんて無理!
どうしてもやりたいのなら、大人(財源)になってからにしなさい。
多くの大人たちが反対しましたが、
“大きな声の大人たち”や、“テレビ好きの無関心な大人たち”
は大賛成しましたので、
ゆきおちゃんは、ようやくにほん号という大型バスの運転を
させてもらえることになりました。
ゆきおちゃん、ガールフレンドのみゆきちゃん、いたずらすきな
お友達、大きな声の大人たちと、テレビ好きで無関心な大人たち
そしていやいやながら、普通の大人たちを乗せてバスは出発!
でも、どうしたことでしょう。
一向にバスは動き出しません。
・・・なんとバスは、ゆきおちゃんやお友達の希望で、それまで運転の
楽なオートマチックから、マニュアルミッションに変更されていたのです。
・・・なんとかクラッチがつながりバスは初秋の街へ。
ゆきおちゃんとガールフレンドのみゆきちゃんは大得意でみんなに
自慢しまくり。
お友達もはしゃぎ回り、狭いバスの中は大混乱。
街行く人も標識(憲法)もなんのその。
バスは走ります。
でも迷ってしまって、広い国道(国会)にはなかなか出られません。
バスは狭い街の道を猛速度で走り回ります。
いったい何人の“人”を跳ねたでしょうか?
さすがに心配になった大人たちのうち、普通の人がゆきおちゃん
を止めようと運転席に近づきますが・・・一緒に乗っていた大きな声
の大人から、
『こどもの人権を尊重しなさい!』とか、
『こどもに暴力を振るうのは人権侵害だ!』とかいわれて、
おとなしくバスに乗っているしかありませんでした。
やがて何度かあめりかというバスとか、プーチンとかいうトラックに
ぶつかりましたがバスは止まる気配はありません。
さすがに大きな声の大人も心細くなり、
『もうそろそろいいんじゃないか?』とゆきおちゃんに声をかけます。
ゆきおちゃんは言いました。
『だって・・・いちろーくんがやれっ!って言ってるし(いちろー
くんはバスに乗っていません。どうやらメールでゆきおちゃんに
指示しているようです)』
『それに・・・』
『それに、バスが壊れてスクラップになっても、しいなくんが
高く(部品を)買ってくれるんだよ。僕もずーっと、こども店長
にしてくれるっていうし・・・』
果たして、みんなの運命は・・・いかに。
以上。 文才が無いので・・もし改変、転載してくれるような方が
いたら嬉しいです! 土止め色の大人の童話①でした。