【中国の戦略核弾頭数、米露超える可能性】―米専門家
2020年までに500発の見通しも
【ワシントン早川俊行】米シンクタンク、国際評価戦略センター
の上級研究員で、中国軍事専門家のリチャード・フィッシャー氏は、
16日付のワシントン・タイムズ紙に寄稿した論文で、核戦力の
増強に力を入れる中国が、将来的に大陸間弾道ミサイル(ICBM)
や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載用の核弾頭数で、
米露両国を追い抜く可能性があるとの見解を示した。
フィッシャー氏は論文で、中国は射程1万1200キロ以上の
ICBM「東風31A」と、米国防総省が先月公表した中国軍事力
年次報告書で存在を指摘した多弾頭の新型ICBMを配備する旅団を、
毎年1個ずつ増設する可能性があると分析。
東風31Aは核弾頭を3発、新型ICBMは5~6発搭載できる
と見られていることから、各旅団がICBMを12基ずつ配備する
と仮定すれば、毎年100発前後のペースで核弾頭が増えることになる。
また、中国は開発中のSLBM「巨浪2」を12基搭載できる
「晋」級原子力潜水艦を5隻運用するとの見通しがあり、核弾頭を
搭載した巨浪2は計60基になる可能性がある。
これらを踏まえ、フィッシャー氏は「最悪の見積もりだが、
中国の核弾頭数は2020年までに500発を上回ると考える
十分な理由がある」と指摘した。
これに対し、「核なき世界」の実現を目指すオバマ米政権は、
ロシアとの核軍縮条約「新START」で戦略核弾頭の配備数を
現行上限の2200発から1550発へ削減することに合意した
ほか、さらなる削減を目指す意向を示している。
オバマ政権は今年発表した核戦略体制の見直し(NPR)で、
中国と核問題に関する対話を模索する方針を示した。
だが、フィッシャー氏は「中国は地球規模のパワーを手に入れる
まで、自らの核計画を制限、あるいは他国に情報を提供する交渉
には関心を示さない」と、中国が交渉に応じる可能性は低いとの
見方を示した。
同氏は米国が中国と核の均衡で合意したとしても、米国の
核抑止力は大幅に低下し、「日本や韓国、豪州など主要同盟国の
米国離れを加速させる」と警告。
また、オバマ政権が決定した米海軍の核巡航ミサイル「トマホーク」
の退役によって、「米国の対中抑止力はさらに低下する」と指摘した。
(18日世界日報より引用させていただきました。)
>>今回の【尖閣諸島中国漁船衝突事件】の背景が、中国の軍拡
による力の誇示と奢り、そして南方領土と資源の奪取にあること
は明白。
これは、尖閣諸島という日本の領土を護るという問題に留まらず、
日本の生命線である海上輸送ライン(シーレーン)、
台湾、そして太平洋の平和に関わる重大事であることを…
当事者である日本人は強く意識して事に当たらねばなりません。
『観光事業が大打撃』?
『SMAPのコンサートが中止』?
例え一時的に経済的な損害を受けようとも、歴史の流れの中では
ほんの些細なこと。
理は我々(日本)にあり、非はあちら(中国)にあることは、
残念ながら今だに公開されてはいませんが、海上保安庁の撮影した
ビデオ等の証拠により明白。
どんな脅しを受けようと、一歩もひいてはなりません。
これが、中国の軍拡の脅威をストップする一つの転機になるのかも
しれないのですから。
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2020年までに500発の見通しも
【ワシントン早川俊行】米シンクタンク、国際評価戦略センター
の上級研究員で、中国軍事専門家のリチャード・フィッシャー氏は、
16日付のワシントン・タイムズ紙に寄稿した論文で、核戦力の
増強に力を入れる中国が、将来的に大陸間弾道ミサイル(ICBM)
や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載用の核弾頭数で、
米露両国を追い抜く可能性があるとの見解を示した。
フィッシャー氏は論文で、中国は射程1万1200キロ以上の
ICBM「東風31A」と、米国防総省が先月公表した中国軍事力
年次報告書で存在を指摘した多弾頭の新型ICBMを配備する旅団を、
毎年1個ずつ増設する可能性があると分析。
東風31Aは核弾頭を3発、新型ICBMは5~6発搭載できる
と見られていることから、各旅団がICBMを12基ずつ配備する
と仮定すれば、毎年100発前後のペースで核弾頭が増えることになる。
また、中国は開発中のSLBM「巨浪2」を12基搭載できる
「晋」級原子力潜水艦を5隻運用するとの見通しがあり、核弾頭を
搭載した巨浪2は計60基になる可能性がある。
これらを踏まえ、フィッシャー氏は「最悪の見積もりだが、
中国の核弾頭数は2020年までに500発を上回ると考える
十分な理由がある」と指摘した。
これに対し、「核なき世界」の実現を目指すオバマ米政権は、
ロシアとの核軍縮条約「新START」で戦略核弾頭の配備数を
現行上限の2200発から1550発へ削減することに合意した
ほか、さらなる削減を目指す意向を示している。
オバマ政権は今年発表した核戦略体制の見直し(NPR)で、
中国と核問題に関する対話を模索する方針を示した。
だが、フィッシャー氏は「中国は地球規模のパワーを手に入れる
まで、自らの核計画を制限、あるいは他国に情報を提供する交渉
には関心を示さない」と、中国が交渉に応じる可能性は低いとの
見方を示した。
同氏は米国が中国と核の均衡で合意したとしても、米国の
核抑止力は大幅に低下し、「日本や韓国、豪州など主要同盟国の
米国離れを加速させる」と警告。
また、オバマ政権が決定した米海軍の核巡航ミサイル「トマホーク」
の退役によって、「米国の対中抑止力はさらに低下する」と指摘した。
(18日世界日報より引用させていただきました。)
>>今回の【尖閣諸島中国漁船衝突事件】の背景が、中国の軍拡
による力の誇示と奢り、そして南方領土と資源の奪取にあること
は明白。
これは、尖閣諸島という日本の領土を護るという問題に留まらず、
日本の生命線である海上輸送ライン(シーレーン)、
台湾、そして太平洋の平和に関わる重大事であることを…
当事者である日本人は強く意識して事に当たらねばなりません。
『観光事業が大打撃』?
『SMAPのコンサートが中止』?
例え一時的に経済的な損害を受けようとも、歴史の流れの中では
ほんの些細なこと。
理は我々(日本)にあり、非はあちら(中国)にあることは、
残念ながら今だに公開されてはいませんが、海上保安庁の撮影した
ビデオ等の証拠により明白。
どんな脅しを受けようと、一歩もひいてはなりません。
これが、中国の軍拡の脅威をストップする一つの転機になるのかも
しれないのですから。
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