百里にも

昨日のテレビ、ラジオの報道。そして今朝の新聞報道により既にご存知の方も多いと思いますが、このほど行われた在日米軍再編問題で、沖縄県嘉手納基地(米軍)のＦ－１５の訓練の一部を百里を含む全国５基地(築城(福岡県)、新田原(宮崎県)、千歳(北海道)、小松(石川県)、百里(茨城県))でも行う方向で、合意しつつあるようです。

確かに沖縄の負担を考えれば仕方ないことではあるかと思いますが、それぞれ名前が挙がった各基地の地元では複雑な気持ちではないでしょうか？

自分は仕事で厚木基地(米軍)の近くへよく行くことがありますが、厚木基地の周りは百里の比じゃなく、うるさいです。百里では夜遅くに低空を飛ぶといったことはほとんどありませんが、厚木は夜遅くてもお構いなく低空を飛んでおり、テレビの音が全く聞こえません。
米軍は日本住民のことをまったく考えずに、自由気ままに飛び回っている感があります。
厚木の現状を多少知っている自分にとっては、米軍が百里に来ることにより、かなりの迷惑飛行が増えることが予想され、騒音が増すことを心配してしまいます。

もっとも、現在観閲式に向け自衛隊も通常とは違うコース(滑走路に対し垂直に飛行)を低空で飛び回っていますが、この方角は防音工事の補助が出ていない地域であり、ＮＨＫの受信料も割引になっていない地域です。そのあたりの事情を十分考慮し、観閲式のコースを考えてもらいたいものです。