先日茨城県結城市の「結城紬(つむぎ)」がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されたとの発表がありました。
関係者の皆さん大変おめでとうございます。同じ茨城県民として大変うれしく思います。
さて、今回この登録のニュースを知り、ちょっと結城紬について調べてみました。
紬といえば結城紬(茨城県民としては当たり前)と大島紬ぐらいしか知らなかったのですが、日本全国には主なものでも15種類ぐらいあるらしいですね。それから大島紬は奄美大島が産地だったとは、これも今回はじめて知りました。伊豆大島だと思っていました。はずかしい。
それから結城紬は茨城県結城市だけでなく、茨城県結城市周辺(筑西市・下妻市など)と、栃木県小山市、下野市辺りまでで生産される紬がそう呼ばれるそうです。地域ブランド品って範囲の定義が難しいですね。松坂牛などは裁判沙汰になっていましたからね。
そして「紬とは?」・・・現代では質素な高級着物の素材として使われますが、元々は生地が丈夫なことから普段着や野良着として用いられていたようです。現代で言うデニム生地と言ったところでしょうか!?
尚、日本で無形文化遺産に登録されているのは18件で、茨城県内では2件(昨年「日立風流物」が登録)だそうです。