つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆二大政党への礎(いしずえ)として期待

2007-07-30 11:50:46 | Weblog

渋い表情の安倍首相(朝日新聞より拝借)

微笑む菅直人民主党代表代行(朝日新聞より拝借)
当然ながら、参議院選挙で自民党が大敗した。わが国選挙民の良識を世界に示したとも言える。

小泉氏は自民党内の派閥を粉砕し、官僚出身でない学識経験者の竹中平蔵氏(後に参議院議員)を閣僚に迎え、「失われた10年」と言われた金融危機と不況を見事に乗り切った。

しかし、小泉氏(新自由主義的改革者)からバトントッチした安倍首相(新保守主義改革者)は、「美しい国」「憲法改正」を叫び、金融政策面で、前政権の緊急避難的な低金利政策の(弊害)是正策を怠り、消費税率引き上げを匂わせながら、数々の負担を国民に強いた咎(とが)めが、「政治と金」、「年金問題」で息の根を止められた。

政策遂行のプライオリティ(優先順位)を誤ったと言える。諸般の事情から、いち早く続投を宣言しているが、相当な困難と混乱が予想される。

7月28日の投稿でも述べたが、民主党に参議院の議決権を譲ったあと、早期に新閣僚人事が行われる筈。一方、民主党も信任されたものと過信せず、選挙中各候補が訴えていた、年金、税制、格差是正、対テロ対策など、国民の期待に応えて、政権の準備を期待する。

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