つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

☆混迷の衆議院解散・師走選挙 

2012-11-15 10:51:36 | Weblog
                  党首討論を行う野田首相と自民党の安倍総裁(左)=14日午後、国会



前回の総選挙では、55年体制の長期自民党政権・打倒と、官僚政治改革に期待した国民の強烈な追い風に乗って、大勝した民主党は、沖縄基地、財源、対米外交の躓きから、北方領土、尖閣諸島、竹島などの領土問題で、ロシア、中国・台湾、韓国から総攻撃をうけ、掲げた「マニフェスト」は総崩れ。3年3か月で幕を引く。

この大逆風の中で、玉砕的な解散に追い込まれた。

禁句だった筈の、消費税増税法案も、野田政権下で、民主・自公で決めた。

深刻な不況下での増税は、「大凶作なのに年貢を増やす」ような行為だ。

失望の連続で、昨日の「16日解散」のサプライズ?発言で、師走選挙となった。

「雨後の竹の子」のように、政党が乱立し、選挙民は混乱状態だ。

「0増5減」案は、時間的に選挙区割りは不可能で、今回の選挙に反映されず、違憲状態で総選挙に突入する。

すでに、「選挙無効」の訴訟の火の手が上がっていっる。

またまた、「掛け声」だけの「まやかし法案」で、「お茶を濁そう」としている。

失われた「20年」で、国民に苦難ばかりを強いて、みえるかたちでの「財政の無駄遣い」は殆どなされていない。

野田首相は「先ず自ら再選」を果たし、「イタチの最後屁」にならないように、政治改革に身を捧げることだ。

健全な二大政党を「夢」見てきた多くの国民は、「ガラガラポン」の過渡期とみて、この4年に1度の「一票」を熟慮の上、投票しなければならない。

しかし、「ガラガラポン」の余裕は、経済的にも、財政的にも、待ったなし。政党で選ぶか。人物で選ぶか。ただし、個人の力では、急を要する財政再建や経剤回復には、非力だ。

しかし、選挙民の責任も重い。

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