◆オバマ大統領ノーベル平和賞を祝福！！

9日/ホワイトハウスでノーベル平和賞授賞決定を受けて演説するオバマ米大統領/ロイター

4月5日、プラハ（チェコの首都）で、「米国は、核兵器を使用した唯一の核保有国として、(核軍縮に向けて)行動する道義的責任がある。
そして、「米国は核兵器のない世界を目指して具体的な方策をとる」。「冷戦志向を終わらせ、核兵器の役割を減らす」と演説の中で述べた。

また、環境問題では、800億ドル（約8兆円）をクリーンエネルギーに投資した。9月23日の国連総会では、地球温暖化問題に正面から取り組む姿勢を示し、これまでの傍観者から先導者へと変った。

更に外交面でも、「私たちは、国連の場を優先することを宣言する」と述べて,前政権の国連無視（単独主義）の姿勢と決別した。

宗教面では、敵対するイスラム教徒との融和を求め、「米国とイスラム世界は互いに排除や競争をせず、重なり合い、正義と進歩、寛容と人類の尊厳という原則を共有する」（6月4日、カイロ）と述べた。

軍事、経済大国として、世界にチエンジを促すオバマ大統領の姿勢は、まさにノーベル平和賞に値する。