つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆立花隆癌の謎に挑む(NHKスペシャル、2009、11、23放映)

2009-11-24 00:48:14 | Weblog
「人類の半数が癌に罹り、その患者の三分の一がその癌で亡くなる」と言われる「癌の謎」に現在「膀胱がん」で治療中の、立花隆氏の取材を紹介、放映された。

★人類は癌を克服できるのか?★転移は何故おきるのか?★最新科学が迫る生と死の秘密★最期をどう生きる。

HIF1細胞(ヒフワン細胞)が浸潤(しゅんじゅん)に大きく係っている。

地球上に生物が誕生して以来、生物を創っている血幹細胞、臓幹細胞などの普通細胞と癌幹(HIF1)細胞は同居している(マンモスの化石からも癌幹細胞が発見されている事実)。

HIF1細胞は低酸素に強く、水陸両用、攻撃に対して耐性細胞を創る。
怪我をしたときに、細菌を食べ、壊れた細胞修復に役立つマクロファージも、癌細胞(HIF1)の浸潤に対しては結果的に転移の水先案内をする。

最近、ipsという人工細胞も、癌細胞(HIF1)の侵入(同居)を如何に防ぐかが大きな課題。

癌細胞を克服することは、「生」そのものを否定するような矛盾を私は感じた。

米国の科学者の中には、50年から100年後には可能とする人もいるようだ。

最期をどういきるかについて、立花隆氏は「副作用や効果に疑問な抗がん剤の服用はせず、3ヶ月毎の検診と、知人に奨められる免疫力を高める為の漢方薬を服用し、静かに癌と対峙し、死を受け入れたい」と私は勝手に理解した。

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