つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆諸事雑感

2016-06-21 10:30:00 | Weblog

○明日(23日)は参議院選挙の公示日。
2014・12月の週議院選挙で、与党は経済政策を看板にした。確かに、アベノミックスで株価は上昇し、マインドを明るくしたが、デフレスパイラルからの脱出はかなわなかった。
消費税アップも2年半先延ばしした。国会は安保法案一色。
今回の参院選でも与党は、経済政策を看板にした。
世界を取り巻く経済環境は厳しく、EU離脱問題や、米国・共和党大統領候補・トランプ氏のように、ナショナリズム傾向も広がりつつある。憲法改正問題は必至。「是か非か」国民は「信」を問われる。


○「核なき世界」の実現を訴えたプラハ演説から7年。オバマ米大統領が先月27日、現職の米大統領として初めて被爆地・広島を訪れた。
慰霊碑に花を捧げ、被爆者と対話し、核廃絶への道を歩き続けると誓った。
被爆者は「これからが大切」と、核超大国のリーダーの背中を押した。
オバマ氏は自ら折った和紙の折り鶴4羽を資料館と子どもたちに渡した。
心憎い演出は、被爆者はじめ関係者に強烈な印象を与えた。
「原発」も「核兵器」も全廃しかない。

○3.11後、トモダチ作戦に従事したロナルド・レーガンの元乗組員たちは事故から約1年9カ月後の2012年12月、「東京電力福島第一原発事故で東電が正しい情報を示さず、被曝(ひばく)した」としてカリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁に提訴。
当時、艦載機部隊の管理官だったシモンズさんも訴訟に加わっている。
先月、小泉元首相も現地で対談し涙した。「核の恐怖」を知る報道が、日本のマスコミは控えめだった。
原発再稼働に及ぼす影響も大きい問題の報道姿勢に疑問を感じる。

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