自民党の保守に対して、リベラルな民主党政権誕生で、二大政党を夢見てきた多くの選挙民に、民主党政権は、3年間、失望感を積み重ねてきた。
沖縄の基地移設問題で大きく躓き、財源発掘もままならず、米国の信頼喪失は、韓国はじめ中国、ロシアとの領土問題に油を注ぎ、外交関係でも得るものがなく、3・11大震災への対応の遅れ、デフレ下での増税政策など、3年前のマニフェストを次々と反故にした。
苦し紛れの自公民との協調は、自らリベラルな政党の看板を下ろしてしまった。
結果として、「維新の会」、「日本未来」などのポピュリズム(大衆迎合)を掲げる政党が、「雨後の竹の子」のように現れて、選挙民を困惑させた。
それが投票率59%という、最低水準となってしまった。
二大政党に期待する賢明な国民は、自ずと自民党票へと流れた。
自民党政権は、祝杯を挙げる暇もなく、思い切った景気対策、早期大震災復興対策が先ず必要だ。
併せて、リベラルな政党の再生・誕生が急がれる。
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