◆今年は台風の当たり年？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　27日、安倍首相被災地大島を視察・被災者を訪問。



気象庁統計情報によると、過去10年間で年平均22.4回発生。

本土（北海道・本州・四国・九州）への台風接近（300ｋｍ以内）及上陸数は、過去10年間で年平均4.9回。上陸件数は、年平均2.8回（2004年は10回）。



今年は、10月現在28回発生し、本土通過接近上陸の数は8回（9月に2回上陸）。



従って、2003年以降では、2004年に次いで、台風の当たり年であることは確である。南海上・海水温度の上昇が理由とされる。

象徴的な事例では、9月に発生した台風15号は、13日、日本の南近海で発生し、発生時998ヘストパスカルだった台風は、21日14時頃に静岡県浜松市付近に上陸した時は、950hPaに発達。台風は、速度を増して北東へ進み、山梨県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、福島県を通って、22 時には福島県南相馬市沖に達した。その後も宮城県や岩手県の沖を北東に進み、22 日 7 時には根室市の南約 100km に達した。

26号のように、上陸しなくても、本土通過接近によって、東京都大島・元町の土石流被害に見られるように、猛烈な降雨による甚大な被害の爪痕を残した。


お亡くなりになられた方々のご冥福と早期の復興をお祈りします。