つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆「父親達の星条旗」・「硫黄島からの手紙」を観て

2006-12-25 00:11:53 | Weblog








クリント・イーストウッドの正義感溢れる作品だ。戦費の為国債まで発行して戦争をした当時のアメリカの姿がにわかに信じられなかった。その国債販売のキャンペーンに「硫黄島の英雄」として三人の兵士が否応なく利用される様子、戦場での同士討ち、戦勝国でありながら除隊後の一般国民の生活は決して恵まれていない矛盾。一方日本側は海軍と陸軍、幹部と下士官の確執、悪名高き憲兵、突然の徴兵で狩り出される民兵?降伏する兵士を射殺する上官。広島、長崎での原爆を経て敗戦の苦渋を充分に味わった日本。我々は何の為に、誰のために戦わなければならないのか?第二次大戦後各地域に勃発する数々の紛争(戦争)を振り返っても答えは返ってこない。

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