闇屋になり損ねた哲学者(2010)・反哲学入門(2000・2010)・わたしの哲学入門(2014)・なにもかも小林秀雄に教わった(2008)・偶然性と運命(2001)・哲学は人生の役に立つのか(2008)・ハイデガー(2001)・現象学の根本問題マルティン・ハイデガー(2010)など、多くの著書を表した木田元先生がご逝去された。
その文章は軟らかく、時にユーモアを含む。
父親がシベリヤ抑留がら昭和22年9月に帰国するまで、長男である彼は、母の郷里・山形県鶴岡市・市役所の臨時職員や小学校代用教員などで家族の生活を支える。、
闇屋でひと儲けし、山形県立農林専門学校(現・山形大学農学部)を卒業。東北大哲学科(旧制)・同大学院を経て、中央大学文学部哲学科教授。1999年に定年退職し名誉教授となった。
「技術は人間の思惑を超えて自己運動していく。畏敬(いけい)しながら警戒せよ」と、科学技術の肥大化に警鐘を鳴らし、ハイデガーの文明観を踏まえて練り上げた木田さんの思想を3・11が実証した。
その文章は軟らかく、時にユーモアを含む。
父親がシベリヤ抑留がら昭和22年9月に帰国するまで、長男である彼は、母の郷里・山形県鶴岡市・市役所の臨時職員や小学校代用教員などで家族の生活を支える。、
闇屋でひと儲けし、山形県立農林専門学校(現・山形大学農学部)を卒業。東北大哲学科(旧制)・同大学院を経て、中央大学文学部哲学科教授。1999年に定年退職し名誉教授となった。
「技術は人間の思惑を超えて自己運動していく。畏敬(いけい)しながら警戒せよ」と、科学技術の肥大化に警鐘を鳴らし、ハイデガーの文明観を踏まえて練り上げた木田さんの思想を3・11が実証した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます