つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆諸事雑感

2015-01-23 12:21:33 | Weblog
連日、二人の日本人・人質問題に絡んで、イスラム国過激派組織「イスラム国」について報道されている。

宗教問題に関しては、一般的に、日本人にとって理解困難な事例が多い。

神道の歴史を持つ日本は、世界的、宗教的側面からは異文化と言える。

但し、こと「イスラム国」設立の経緯をみると、宗教原理主義から逸脱した暴徒集団と断定できる。

自由主義な多くの国々から、若者の志願が見られるという。

1989年に「ベルリンの壁」が崩壊して、イデオロギー論争から解放され、民主・自由主義は、世界的な市場経済を育み、貧富の拡大を生んだ。

日本を例に取っても、高度成長の真っ只中の1980年代は、90%の国民が中流意識をもつて生活していた。

それが、インターネット・テクノロジーの発展(IT革命)とともに、市場経済のグローバル化が進み、失われた20年を経て、我が国自体が不況からの脱出に苦しんでいる。

報道によると、「イスラム国」へ志願準備をしていた若者もいたという。

貧困、政治不信が「テロ」を生み出す社会にしてはならない。

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