写真は、伊江島唯一の城(ぐすく)山(標高172m)、山頂より沖縄本島と伊江村の一部を撮ったものです。
一部8月6日の投稿と重複しますが、私は今月2~4日に伊江島を訪問。珊瑚礁に覆われた海岸、北海岸の60m前後の断崖絶壁と青い海、ダイビングでも人気の島です。本部港からフェリーで30分、周囲22km、約5300人が住む村です。朝日新聞(8月20日朝刊)の報道によると沖縄県の離島・伊江島で来年1月から愈々、サトウキビの糖分を搾った後、残りカスを醗酵させ、抽出したエタノールで、3%の混合ガソリン(所謂、エコー燃料・E3ガソリン)の製造を始めるそうです。当初エタノールは年間1キロリットルの生成が見込まれていて、37キロリットルのE3ガソリンを製造するそうです。村の公用車や消防車など63台で走行実験し、年間走行距離37万キロを目指します。実験は、1府3省が担当。農水省は、品質開発から栽培、糖分抽出までを、経産省がエタノール生成、環境省がE3ガソリン製造、供給設備の設置を夫々担当するそうです。内閣府は沖縄振興の立場から、支援します。中央官庁が連携して、生物資源の燃料(バイオエタノール)の実験に乗り出すのは初めてのことです。