空想的行政の犠牲者は 弱きものにしわよせか。(口では寄り添う政治という)

2018-02-05 20:50:37 | 大いに怒りの炎を燃やせ。

 私学の財政助成について 陳情にいった教頭から説明を聞いた。

「あの人たち 地方の私学の実情 全然わかってないんだよ。私学経営は金持ちの子弟を

多く 入学させているから 財政的に余裕一杯でしょう。いきなりそういうんだよね。

たしかに いまの日本の状態は中央集権そのものだもの。

東京へ東京へと草木もなびく時代である。東大生の60%が都内の学校からの入学生というから

教育格差極まれりだ。

戦後の焼野が原。学校は全国的に焼き尽くされ 生徒は方々に散って なかなか学校に帰ってくる

もの ままならない時代であった。これは空襲の被害を受けたところは中央地方を問わなかった。

国はこまった。財政的に義務教育から高校へという再建に困難していた。

早速、各県の私学に全面的な教育施設の拡充と生徒の収容の依頼があった。

われわれはそれに呼応して 各地に分散していた在校生を訪ねて復学をご父兄にお願いして回った

教室は窓なしのbarrackだ。戦争ですっかり変わり果てた生徒たちが それでも一人二人と帰っ

くる。心もすっかり荒れ果てているから 学校の規律を整えるのが先決だ。

然し、進駐軍の監視もあり 暴力をふるうということもできない。私などは軍隊帰り

だった。海兵や陸士の在校中のものが、教職の免許を取り教壇に立っていた。しかし、

生徒の指導には手こずったものである。「いうて聞かせて 遣って見せて 教育というものは

そこから出発だ。老理事長は自分に言い聞かせるようにはなした。現場をしらない。

体験していない。ということは東大出ようが ハーバート出ようが 政策を揚げるにしても痒いと

ころに手が届くようにはいかない。いま日本の政治行政で起こっていることはそんなことだ。

特に沖縄問題とか、生活保護、幼児保育少子高齢化など もう少しスマートなやり方があろうに

手荒い過ぎると思うが どんなものか。官僚はそれで仕方がないにしても 政治家が幼稚すぎる

大人の政治家が政権政党に不在というのは痛い。


国は安全保障について、軽く考えすぎていないか。

2018-02-05 19:08:34 | 大いに怒りの炎を燃やせ。

に対する質問の中に自衛隊の設置を9条3項に加えることについて

というのがあった。それに対する 総理の言葉は

「自衛隊は万一わが国が攻撃を受けるとき 第一線で国民の生命財産を守る

 人たちである。そのような人たちを国家として認知する必要がある。」

ということである。総理はスプの素人としても 防衛大臣としては全く平和ボケしているのは自衛隊

ではないかと案じている。

国内戦の場合 軍隊も民間人も全く 同じたちばになる。むしろ自衛隊員には武器もあり

日ごろ組織的な訓練もしている。民間人は武器の扱い方すら知らない。

相手が我が国を攻撃するには無鉄砲に上陸を強行するはずがない。沖縄線のように

軍艦を並べて一斉射撃で何万発の艦砲射撃をする必要もない。自分の国から鼠一匹逃さないように

徹底的にたたく。そうなれば自衛隊の士気の祖層もあるし民間人の屍日本列島を覆うであろう。

とらんぷ大統領が言った。もし日米同盟が無かったら、中国が日本を占領するのに

一週間かかるまい。軍事的にはそんなものだと思う。巨大国アメリカですら 中國とは

戦うはずがない。どんな大国でも 大国同士の戦争は おこせないはずだ。

起すとしても闇雲ではない。でも日本人の欠点は 相手を軽く見るところだ。

ハッキリ相手方が有利という証拠があっても 何 日本軍に適するものがあるはず金井という

日本会議みたいなものがいるから始末に困る。つね日ごろから「他国に侮りを受けないように

国内の基盤をしっかり築いて 外国との国どうしのお付き合いも 誠実にお付き合いしなければならない。

謙虚さ、と強靭さ、公正さ まさに謙虚に国家の経綸にあたるべきた゜゛。