元をたどれば 落ち武者 の子孫だった.

2014-11-01 18:29:35 | 日記

 人間一人の誕生 なんて とっても 摩訶不思議なものではないか.

単なる 生理的なことではなくして なぜそこに自分が存在しなければならないのか.

創造主の 魂胆は てんで 解らないが 祖母が 時々行っていた言葉 この年になっても 

妙に 心に引っかかる.

「坊も 東京 あたりの 大金持ちの 家に 生まれてくれば よかったのにね.」

「どうして そんな事 言うの.坊は おばあちゃんの ところが 一番いいよ.」

そういうと 祖母はうれしそうに たんすの 引き手に結んでいる 紐を解いて

天上から つるしている 籠ワおろす仕組みになっている.

その籠には 祖母が お茶のみにいつて いただいた お菓子が入っていた.

家の系図をひっぱりタ゜してみると 初代は 天文二年二月十三日 死亡から始まっている.

室町時代からの者ではあるが,肥前蚊ら源平合戦に敗退して 尾多伸びてきたらしい.

途中いろいろ 浮沈 加圧他らしく 途切れたところも あるが 家は200年は他党という

頑丈なものである.

こうしてみると わが先祖 戦に 破れひっそりと暮らしてきたのであろう.

祖母が言うように どこかの お殿様のところに生まれていたら と推理するのもまた一興


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