いまから 70年まえ 佐世保第二海兵団 相浦海兵団にいた.
時は 戦局 急迫し 沖縄戦も ついに終わった
本土決戦をン玖伍していた
新聞やラジオは「一億 総玉砕』を報じていた
そんなときの日曜日に分隊士が直接 幹部練習生の
訓練を実施するということで 班長を抜きにして 分隊士
単独の訓練が行なわれることになったが
不思議だなあと思いながら 四季に従った
山中に入るとすぐに 休憩の命令が出た.
学徒出陣の分隊士は 分隊を囲んで 沖縄戦の
戦訓を放した
そして 「日本は 近く ボツダム宣言を受諾するだろう」
と話をした. 我々の間にざわめきが起こった
『日本降伏』に至るまで諸君の処遇にどんな 命令が下るか
解らない 第一線に出ることは間違いなかろう
其のときは 覚悟を決めて おかねばならないということであった
其の夜 ハンモックの中から 外を見ながら 両親のことをふと思い出していた.
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