岡山県の和気水銀鉱山は、昨年訪問する機会があったのだが、坑口まで灌木が密生しており、たどり着けなかった残念な思い出の産地だ。今回その鉱石が売られていたので購入した。
しかし石中央部分のピンク色の部分がそうだと思うのだが、水銀がうすく染みついただけの鉱石で、これを見ていなければ再訪できたとしても見つけることは困難と思われ。
一方の和歌山県の和佐鉱山の丹は、みごとだ。これは、是非機会があれば行ってみたいと思わせる色合いだ。ルーペで見ると、結晶面と思われるものもみられる。
日本は、いろんなところで水銀が採取できるのだなと改めて思う。