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先ず、ポイントAである。近づいてみると風化した石英の巨石群があった。よくみるとその中に、小さなガマがあり、そこには数ミリの透明な水晶が見られた。目の前には、岩を剥き出しにした島が見える。台風の余波だろうか、大きな波が打ち付ける。雄大な景色だ。
これは、事前に調べておいたポイントではないなと島裏に回ってみた。
車を道路脇に止め、ごろた石の海岸を歩く。すこぶる歩きにくい。
ダイビングの船が沖に5,6隻見える。
10~20分も歩いたろうか・・・。
人が素っ裸で寝転がり、文庫本を読んでいる。日焼けをしているのだろうか。
思い切って、声をかけてみた。
「このあたりで、水晶が取れる場所ご存じありませんか。」
「水晶!!そんなもの取れるときいたことないなぁ。」
との答えが返ってきた。
急に採集意欲が萎え、来た道を引き返すことにした。
後で、考えるに水晶ポイントは、もう少し先ではないだろうか。
大月町頭集の電気石
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