虫の音におおっ秋かと夜の道
あれは長雨の一日だけの晴れ間の日だった。
8月15日の終戦記念日の夜。
秋の虫がコロコロコロと鳴いていた。
思わずおお秋かと思った。
きょうの句は駄句と云えば駄句だ。
だが句などはそれでいいのだ。
と居直ってみる。
通り過ぎたときこれは句になるなと思った。
時折、指を折って語数を数えている自分がいる。
いかん、いかんと思ったりする。
先人が句に宇宙さえ読み取ることができたのなら
自分はせいぜい日常を詠めるくらいか。
全く、芭蕉などの句には恐れ入る。
8月15日の終戦記念日の夜。
秋の虫がコロコロコロと鳴いていた。
思わずおお秋かと思った。
きょうの句は駄句と云えば駄句だ。
だが句などはそれでいいのだ。
と居直ってみる。
通り過ぎたときこれは句になるなと思った。
時折、指を折って語数を数えている自分がいる。
いかん、いかんと思ったりする。
先人が句に宇宙さえ読み取ることができたのなら
自分はせいぜい日常を詠めるくらいか。
全く、芭蕉などの句には恐れ入る。