図書館に稚児の泣き声初夏の雨
点訳ボランティアと云うものがある。
墨字(活字)を点字に翻訳するボランティアだ。
今はパソコンでやるという。
先日、その選考会があった。
私の処からは点字図書館まで遠いのだ。
全20回の講習を受けるがそれだけで結構な運賃だ。
講習をおえても週に一度はそこまで打ち合わせで行かねばならぬという。
年に6万数千円の電車賃がかかる。
つい考え込んでしまった。
自分に向いていると思ったがこれでは出来ない。
せめて、交通費が出ないものかと思う。
選考に受かっても辞退するしかないのか。
良いボランティアはなかなか無いなあ。