フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

実南天

2019-02-10 01:20:11 | エッセイ


  何時もの道を外れて歩いたら
  彩のない冬のアパートの軒先に
  目に鮮やかな南天の実が植えられていた。

  このところ寒い、寒波が流れて来ている
  ひと頃の暖かさは何処へ行ったのか
  三寒四温を繰り返して春になっていく。

  冬も楽しむべきだが動きが緩慢になっていけない
  春を待ちわびるのは動物も植物も同じか。

  人間だけが進化して服で調節するために毛が亡くなった
  それは暑い夏を乗り切るためか。

  冬に楽しめるのはお洒落だけ
  おじさんはそういう訳にはいかない?


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