高野山といえば、お大師様がおられる奥の院ですが、
奥の院へ行くには、駐車場のあるところから行くのが一番近くて便利です。
でも、この一の橋からお参りしていくのが正式な参拝なんだそうですね。
ここから奥の院まで約2キロほど。
赤ずきん、ここから歩いて行きますが、気になるお墓だけ見ていきたいと思います。
まずは、手を合わせ、膝を少し曲げて一礼し、この一の橋を渡ります。
最初に目に付くのがこの塔のような建物。
初めて見た人は、これはなんだろうと思われると思います。
海軍第十四期飛行専修予備学生戦没者慰霊塔
学生で徴兵され、戦地に赴き、戦死された方々の慰霊塔でした。
国の為に戦い、若くして亡くなった貴い命を篤く篤く尊び、心からご冥福を祈りたいと思います。
この塔は、千手観音の慈悲と、不動明王の怒りの炎を具現化しているのだそうです。
散るサクラ、残るサクラも散るサクラ。
玉砕覚悟だったのですね。
より良い日本国であるようにしていかなきゃですね。