1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が起きました。
当時東京市の市長であった永田秀次郎の墓所です。
震災の惨状を目の当たりにした市長はどれだけ辛い思いをされたか。
想像を絶します。
この高野山震災霊牌堂建立願文にもあるように、震災後、高野山の慰問団が上京し、死者を高野山で篤く供養したそうです。
そして供養塔の建立に至ります。
供養塔
関東大震火災殃死群霊とあります。
火災と震災後に身寄りがなく、当てなく亡くなってしまった方々の供養塔です。
なんだか想像するとギュッと胸が苦しくなってきます。
本当に辛い。
震災で犠牲になってしまった方々のご冥福をお祈り申し上げます。