tarohanaきままな記録

わんこ3匹毎日頑張る!

1年

2016-10-21 00:09:44 | じいの病状日記
1年前の今日、緩和ケアに初めて受診。
もう1年も経つんだと母とふたりで最期の時を思い出しました。
亡くなる時、私は何にも感じなかった。その後も会いたくて、会いたくてつらいのに、父がそばにいるように感じることがまったくなかった。それがなんだかすごくマイナスに自分では感じて、うまく表現できないけど、そうだな、さびしい?感じかな。
母は、きっと好きなことやって逝ったから、未練がなかったんだよって言う。
そうかな。満足して逝ったのかな。
そう思うことにします。

最近はワンコと散歩中に、空を見上げて話しかけてます。
きっと見守っててくれると思って。


緩和ケアではよくしてもらいました。
下半身がまったくダメになった父も、入院後、こんなによくしてくれるんだと驚き、喜んでました。ガンセンターでは手術の後も病室がころころ変わったり、空き待ち状態で退院をせかされたり、落ち着いて見てもらうという感じではなかったから、病院が嫌だったのです。
だからよくよく動けなくなるまで入院を拒んで。
まったく歩けなくなってから入院までの2週間は家族総出で付き添いました。
排泄が一番大変で孫ふたりがかりでポータブルトイレに移し、またベットのオムツの上にのせる。孫が男の子でよかった。私と母ではかなりの負担だったでしょう。
床擦れ、浣腸、どれもこれも初めてのことで本当に大変だった。
老々介護のニュースを耳にすると、その大変さを想像して苦しくなります。

緩和ケアの病室はワンコ同伴O.K. だったのでモコは何度もいきましたよ。
担当の看護師さんは明るく少し強引なかたで、でも人前で控え目な父には合っていたみたいで、いつもきれいにひげを剃ってもらってました。
もう治療はないので先生方には何の印象もありませんが、看護師さんたちには感謝してます。
最期をあそこで見てもらって、本当によかった。私も母も心からそう思ってます。そしてきっと父も。


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