図書館に予約していた図書、宮本輝さんの「よき時を思う」を読み終えました。
読み終えてようやく作者の伝えたい『よき時を思う』ことが分かったような気がします。
宮本輝さんらしい物語です。
冒頭にでてくる物語の舞台で始まる『四合院』という建物が気になって・・・
初めて聞くので イメージしながら読み進めましたが、それでも気になる。
最後まで読み終えて、2度、3度と振り返って読み返し、実際の『四合院』を
検索してみました。
拙いイメージではぼやけていたところが鮮明になり、もっともっと物語を楽しむことが出来ました。
宮本輝さんの小説はたくさん読んでいますが 物語の舞台、背景が壮大なものが多いように思います。
「鞆の浦」にも興味をもちました。
歴史的な話題も豊富で、素晴らしい景色のおだやかな街のようで、行ってみたくなりました。
宮本輝さんの小説は 読み終えた時温かい気持ちになる物語が多いですね。