不思議な家族たちは
こんな風に、人を蔑める嘘を平気でつくのと反対に、自分をよく見せる嘘も平気でつく。
弟は、勉強も運動も苦手で、どちらかというと何をしてもイマイチな人生を歩んで来ていたが、奥さんには、中学時代、サッカーでかなりの活躍をしていたと話したそうだ。
「なんでサッカー推薦取らなかったの?」
という素朴な疑問は当然スルーである。
大人になってからも、
「また、、営業成績トップだった」
と話してはたびたび両親を喜ばせていた。
本当にトップだったら今頃役職ついているだろうに、5年以上、ずっと営業トップを取り続けているはずの彼は
ブラック企業でもないのに未だにヒラである。
お嫁さんも「なんでわかりやすい嘘つくんですかね?」と呆れていた。
が、両親と本人はいたってまじめに、虚構の「できる男」を賞賛し、嬉しそうに楽しそうにしていた。
虚しくないのか??
でも、嘘をついている様子はなく、そんなふうに疑うこっちが悪い人みたいな印象
うそをついている自覚はないらしく、
「俺のメダル大量にあったのどこに行った?」とキレる始末。
ないない。
メダルは確かにいくつかあったけど
数個。しかもほとんどは団体戦のおまけメダル。
怖すぎる、、、、
本当は立派な人間なのに、私が知らないだけ?
いや、そんなわけはないのだ。
弟は、とにかく自分は称賛されている人物であることを親にアピールする。
親はそれを信じて喜ぶ。
これを、何やってんだ?と疑問に思うわたしら性格が悪いの?
ほんとに????
嘘なのに???
この家にいると、価値観がわからなくなる
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