映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

059地域の人々の思い

2012年09月18日 | 30秒の心象風景
火の見櫓を求めて、県内のいろんな地域を訪れた。その結果、火の見櫓が多く残されている地域とあまり見当たらない地域があることに気がついた。火の見櫓が多く残されている地域の住人である50歳代近くの友人に聞くと、「火の見櫓ならいっぱいあるよ」と答が返ってきた。しかし、同じ地域の20歳代の若い人に聞くと「火の見櫓って何?」と答が返ってくる場合が多い。説明しても「そんなものあるんですか?」と。当たり前の風景になっている地域でも世代によっては存在が意識されていないようだ。すでに、本来の役目を終えている火の見櫓が多いのは事実で、新しく土地開発が進んだところは、撤去されてしまうことが多い。残されているのは、地域の財産として残している場合と、地域住民から忘れられて残った場合があるようだ。
播磨地域には火の見櫓が多く残っている。戦後新たに作られた(再建もあるかも)ものが多いが、希に戦前から残っているものもある。(戦前のものは物資不足ため戦時中に取り去られたのかもしれない)

ふるさとの風景・火の見櫓を巡る252(小野市長尾)
http://youtu.be/4pKX3imioc8

ふるさとの風景・火の見櫓を巡る268(佐用町・櫛田)
http://youtu.be/loTahgI5mBE

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