2022年7月4日、おかやま葡萄酒園の会員として担当している区画についに苗を植えましたー!
約5aの畑に67本のぶどう苗を植えました。
今年は苗の生育がうまくいかなかったようで、梅雨も明けたこの時期まで届くのがずれ込み、とても心配でしたが、前日は雨、そして翌5日も雨の予報とこれ以上ないタイミング。
月の動きにあわせて農業を営む「ビオディナミ」という考え方の上でも植え付けに良い時期らしく、
これは恵まれているなー。
まずは草刈をし、続いて植え付け箇所に石灰を撒いてマーキング。
そこに穴を掘って1本ずつ苗を植えていきます。
あれ?湿っているのは表面だけで、土の中はカラッカラに乾いてました(~_~;)
この日は先輩方お二人に作業をお手伝いいただき、大変助かりました。
午後からワインの瓶詰作業の予定があったので、続きは翌5日に一人で作業することに。
そして、5日は朝から張り切って畑に出勤。
せっせと苗を植えていると、向かいの畑で梨を育ててらっしゃるIさんに声をかけられてしばし話し込む。
天気のこと、苗のこと。
一番最初にお会いしたときにきちんと挨拶をし、お名前も伺えていたのが良かったのかな。
一人で作業していると、合間にちょっとした会話が嬉しい。
お昼ごはんは畑で。
いつもは愛妻弁当なんだけど、この日は予定が流動的だったのでコンビニで。
原材料がわからないけど「フライドフィッシュ」をチョイス。
味付けが濃すぎるけど、食感と手軽さはとても良い。
今度魚が手に入ったら子供に作ってあげようっと。
おにぎり「昆布」と納豆巻きをぱぱっと食べ、作業に戻る。
そうこうしてるとお昼を食べにご自宅に戻られていたIさんが帰ってきて、
「水利組合に電話して、水使えるようにしといたから」
とおっしゃる。
なんと、苗のことを心配して掛け合ってくださったそうな。
そう、昨日見た通り土はカラカラ。
この日も雨の予報だったけどあけてみれば日差しがきついくらいの晴天でした。
神様か。
なんとか全部の苗を植え終わり、お言葉に甘えて畑の隣を流れる水路から水筒で水を汲んで撒いていると、
ちょうど軽トラに乗って出かけようとしていた畑のお隣にお住いのMさんが、くるっとUターン。
ご自宅からこっちに向かって歩いてくるなーと思ったら
「ボロのバケツでよかったら使いなさい」といって
バケツ、柄杓、じょうろを持ってきてくれた。
そして終わったら家に置いとけばいいよーと言い残し、再び出かけて行った。
神様か。
(こちらが神がおつかわしくださった3種の神器)
作業が効率的に進められることもそうですが、何より心遣いがとても嬉しかった1日でした。
ずぶの素人がなにやら頼りない様子で奮闘(?)している様子をみて、
神様はほっとけなかったのでしょうね。
心配をかけないようにしつつ、これからも積極的に周りの方々に教えを請おうと思いました。
また苗の生育の様子などお伝えしたいと思いまーす。
では。