ハレノクニでワイン

11年間の島暮らしから、ワイン農家を目指して山暮らしへ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

PCのバッテリー交換

2025-03-02 | ワイン農家

5年間ほど使用しているノートPCのバッテリーがダメになったので交換しました。

 

最近ではコンセントにつないでいないと立ち上がらず、モバイルとは言えない状況になってました。

 

対策とそれぞれの費用を調べてみると、新しいPCを購入すれば同程度のスペックの物で6万円くらい。

バッテリー交換をメーカーに依頼すると、3万円くらい。

自分でバッテリーを購入して作業すると1万円くらい。

やり方はネットに出てるし、特殊なネジを開けるためのトルクスドライバーという工具を買うのに追加1000円くらい。

 

というわけで、見よう見まねでやってみたところうまく行きました!

昔はPCの世界は進歩が速く、「ドックイヤー」とか何とか言われていたわけですが、

最低限の仕事用途に使えればよいPCの世界は5年前とあまり変わっておらず。

結果、新しいのを買わずに済んでよかった。

あと、ダメになったバッテリーは家電量販店へ持込でリサイクルできるらしく、そこまですれば仕事完了です。

 

モノはできるだけ長く使いたい派です。


剪定と寒波

2025-02-25 | ワイン農家

冬の畑仕事といえば、剪定です。

春以降の樹の成長を考えながら、必要な芽を残して不要な枝を切ります。

今年からすべての枝を焼却し、灰にしてから畑に撒いています。

その分時間はかかるけれど、健全な樹の成長に少しでも良い効果があることを願っています。

しかし、毎日本当に寒い。

最強最長寒波などと呼ばれるものが襲って来た今年の冬は、やはり0度を記録しました。

朝起きるとリビングルームの温度計をまず見ますが、だいたい外気温プラス10度くらいになっているようです。

ということは・・・-10度??

先日は、畑の雨量計が凍ってるのを見つけて寒さを表現するのにもってこいだと考えて写真を撮りましたが、

撮影後に氷を捨てようと単管パイプから引っこ抜いてみると・・・

その下に溜まった水もすべて凍結し、ライトセーバーみたいになってました。

 

今年は雪が多く、気温も低い日が多かった冬ですが、ブドウにとってはどうなんでしょうか。

春を楽しみに、畑での時間を過ごしています。


冬支度

2024-12-11 | ワイン農家

気が付けば冬。

朝は畑が霜におおわれ、真っ白な景色が広がっている。

今年はブドウが成長したので、わが畑にも百舌鳥(モズ)がやってきてカエルの干物が出来上がっていた。

こちらはシーズン終わりの草刈をしていた日の防振グローブ。

模様かと思うほどびっしりのアレチヌスビトハギの種がひっついている。

このあと執念ですべて取り去り、丸めて薪ストーブに投入してやった。

そしてと年明けの仕事、単管パイプ打ちの道具を自前で揃えました。

いっつもお師匠さんにお借りしていたのですが、自分の都合のいい時にボチボチやりたいので。

ハンマーは約7㎏。

いい筋トレになります。

 

年内にやるべきこと、年明けからやるべきこと。

シーズンが終わりに向かい、新しいシーズンが始まる。

来年はもう少し畑を広げ、耕作面積が1haに届く予定です。

まだまだ楽しいことだらけです。

 


ワインのラベル貼り

2024-11-27 | ワイン農家

夏から収穫が始まり、プレス、醸造、瓶詰と日々忙しく働いてまいりましたが、ようやく一段落。

ワインにラベルを貼って出荷作業に備えます。

昨年はラベルマシーンが故障してしまっていたので、1枚ずつすべて手貼り。

地獄を見ました。

今年は機械が順調に動いてくれたので、2週間かかったところを3日で終えることができました。

 

去年の今ごろは本当に寒くて足元のストーブやカイロなどが手放せなかったのに、

今年は温かく感じます。

 

 

ラ・グランド・コリーヌ・ジャポンのワインは今週から全国の酒屋さんに届き始めています。

 


一月ぶりの畑の様子 2024秋

2024-10-27 | ワイン農家

フランスから戻り、あっという間の1週間。

飛行機ではできるだけ寝ないで過ごすためか、今回も時差ボケは無し。

 

帰国翌日は、朝から伸び放題の草を刈るところから。

 

そして、フランスで買ってきた雨量計を畑に設置しました。

わが家は直線距離150mくらいのところにアメダスの観測場所があり、リアルタイムに近い雨量データをWEBサイトから入手できるのですが、近年の傾向である局所的な大雨はほんとに少し場所が違うだけで雨量が変わるので目で見て確かめる方式にしました。

それと、ブドウの葉っぱが虫にかなり食べられてました。。。

全体的な被害までには至ってませんが、気によっては完全に葉がなくなってしまっているケースもあります。

犯人は、こいつ。

ヨトウムシの仲間で、今年は各地で大量発生しているらしい。

さっそくテデトールで対処します。

ちなみに、テデトールはかなり原始的な害虫対策で、一枚ずつ葉っぱを見ては

虫がいたら手で取ります。

裏面には卵が産み付けられているのもたくさん見られました。

これも指の腹でゴシゴシしてとります。

 

まだ若木なので、1枚ずつの葉っぱが来年以降の栄養貯蔵のために大切なんです。

食べないでください。

 

 

そして、日本も修行先の醸造シーズンは終盤戦。

毎日のようにプレスや瓶詰をしています。

 

ひとまず11月の出荷作業まで、走り切ります。